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ドル定期預金で高金利競争が始まっている。 三井住友銀行が9月下旬に年5.3%に引き上げたのがきっかけ。 SBI新生銀行は5日、現在の5.3%から業界最高水準の6%に引き上げ、ソニー銀行も5.3%に上げた。 他のメガバンクでも、これまで0.01%で据え置いてきた三菱UF…
ニューヨーク外国為替市場で3日、ドルが約11カ月ぶりに150円台に乗せた後、すぐに1円超急落した。 どうやら財務省が為替介入(ドル売り円買い)をしたようだ。 今回のような為替介入は一時的な効果でしかない。 そもそも円が安くなっている根本的な要因は、…
下記のドル円の為替のチャートを見てほしい。 ちょうど1年前の10月20日、1ドル=150円という節目を突破し、一旦は円高に戻ったが、直近ではまた1ドル=150円の節目に近づいてきた。 日本はこれ以上の円安を望まないから、150円を超えたら、財務省は為替介入…
一時期、老後2,000万円問題が話題になりました。 仕事を辞めるのを60歳とした場合、それまでに年金以外に2,000万円は最低作っておいて、老後の不安を少しでも解消したいものです。 では、60歳で2,000万円の老後資金を作るには、各年齢において、毎月いくら積…
前回は消去法の日本株投資という話をしました。 今回は、もし、日本株投資をするのなら、どのようなタイプの株式に投資したら良いか考えて見いましょう。 株式のタイプは、バリュー株(割安株) と グロース株(成長株)に大別されます。 バリュー株とは、対…
ファンドの「総経費率」に対する注目度が高まりつつある。 総経費率とは実際の運用でかかったコストのことで、運用管理費用である「信託報酬」と「その他費用」の大きく2つに区分される。 「その他費用」には、主に監査法人に支払われるファンドの監査費用な…
www.nikkei.com 23年6月末時点の日本の家計の金融資産は前年同期比4.6%増の2115兆円で過去最高を大幅に更新しました。 この内訳が興味深いです。 現預金の増加率より、株式等、投資信託の増加率が大きくなっています。 これは、預金から株式、投資信託への資…
www.bloomberg.co.jp OECDという機関が発表した予測によると、2024年世界経済の成長率は2.7%に下方修正して、世界経済が鈍化に向かっているとの見方を示した。 新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が始まった20年を除けば、24年は世界的な金融危機以後…
jp.reuters.com アルゼンチンのインフレ率が、8月前年比124%と加速している。 32年ぶりの上昇率とのことだ。 前年比124%といってもピンとこないとは思うが、具体的にいうと、1年前に180円だったガソリン価格が 180×124%=223円 上昇して、403円(180+223)…
www3.nhk.or.jp 12日、長期金利(10年国債利回り)が0.72%まで上昇した。 これは2014年1月以来の水準。 これは、日銀が2016年1月に導入したマイナス金利(短期金利)を年明けにも解除するのではないかとの思惑が出ているからだ。 世界はインフレ傾向を受けて…
前回、長期投資の場合、日本の中小型株ファンドは成長性の限界があるので、グローバル企業に成長する可能性が高い米国株の方が良いのではないかとの話をしました。 ただ、そんな日本の中小型株でも、上手く長期的に運用できれば、相応のパフォーマンスは目指…
新NISAは長期間の運用となるので、特に成長枠投資については、少しでも高いパフォーマンスを狙いたいところです。 より高いパフォーマンスを狙いたいのであれば、中小型株は狙い目になります。 それでは、日本の中小型株の長期パフォーマンスを見てみましょ…
www.bloomberg.co.jp アップルの株価が一時期5%下落して、約28兆円の時価総額が吹き飛んだ。 日本で最大のトヨタの時価総額は42兆円だから、トヨタの半分以上の企業価値が失われたことになる。 下落の理由は、中国当局が政府系機関や国有企業に「iPhone」の…
8月29日に1グラム1万円の価格を付けた金だが、投資対象資産として有効なのだろうか。 まず価格推移を見てみよう。 金はドル建て商品なので、日本から投資をする場合は、国内金価格を参照しましょう。 1973年4月2日の価格は825円であったが、約50年経った今の…
前回、退職金運用で失敗しないコツを記事にしましたが、今回はその続編です。 前回立てた運用計画では、必要な運用利回りが年5.5%となりました。 また、年金の足しにするために、資産を定期的に取り崩していくことにしました。 今回はこの条件をもとに、具体…
日本のサラリーマン(大卒)の平均の退職金は約2,000万円と言われています。 この大事な退職金はしっかり運用して、老後の年金の足しにしていきたいですね。 ただ、現代の退職サラリーマンは、金融教育も受けていないし、運用は妻に任せっぱなしなので、運用…
昨日、ドル円が9ヶ月ぶりに147円を突破した。 円安は円の価値が下がっていることだから、エネルギーや食糧の輸入に頼る日本の消費者にとって、物価が高くなり、家計の負担が増す。 消費者にとって、円安は大敵ですね。 では、円安は今後も続くのでしょうか?…
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)の先週の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、7ファンドが新規にランクインした。 今回はこの中でも、4つ新規にランクインしているインドに注目したい。 (出所:ウ…
news.yahoo.co.jp NISA口座の金融機関変更手続きは、10月が一つの区切りになるので、注意していきましょう。 以下、2つの場合に分けて説明します。 <NISA口座を保有しているが、2023年何もしていない場合> 金融機関を変更したいのであれば、9月末までに変…
creal.jp 不動産投資の一つの方法として、不動産クラウドファンディングが流行っています。 少額(1万円)から始められる、利回りが定期より高い、1〜2年くらいの短期間の投資、家賃や売却損を一定額保証するスキームで安全、自分で不動産を選べるなどメリッ…
www.bloomberg.co.jp 22日の債券市場では長期金利(10年国債金利)が0.66%まで上昇し、2014年1月以来の約9年半ぶりの高水準を付けた。 金利をコントロールしているのは、ご存じの通り日銀である。 通常日銀は短期の金利(主に1年以内)を政策金利を誘導しな…
8月22日〜24日、南アフリカでBRICS首脳会議が開かれる。 BRICSとは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国を指す。 これは先進国(日欧米)に対する対抗軸となる国々の集まりだ。 今回このBRICS連盟に22カ国が加盟を申請しており、約30カ国が…
以前も紹介したように、米国株指数に配当貴族指数というものがあります。 S&P 500配当貴族指数とは、S&P 500指数構成銘柄のうち、以下を基準に作成されたインデックスになります。 25年以上連続で増配している銘柄が対象 時価総額30億米ドル以上 各銘柄のウ…
今回は以下に資産形成にお勧めのサイトをいくつか紹介します。 是非、利用して下さい。 投資信託の最新情報、約6,000本の投資信託の個別商品情報、投資信託のスクリーニングツールに特徴(以前はモーニングスターで提供)。 投資信託でこれほど情報の揃った…
生命保険料控除という制度を知っていますか? 簡単にいうと、保険の掛け金の一部を税金の戻りで補助する制度です。 図で示すと以下のとおりです。 (出所:保険相談サロンFLP) この生命保険料控除は、生命保険料控除、介護医療保険料控除、個人年金保険料控…
これまでのNISAは、つみたてNISA年40万円✖️20年=800万円、または一般NISA年120万円✖️5年=600万円 このどちらかを利用できた。 新NISAでは生涯利用できる投資枠は計1,800万円で、うち成長投資枠(1,200万円)までで、残りはつみたて投資枠(600万円)使うこ…
一時期、老後2,000万円問題が話題になりました。 これは、老後は年金だけでは足りないので、年金以外に2,000万円の資金を準備しましょうという話です。 老後はいつからか、ここでは年金開始が始まって仕事での収入がなくなる65歳としましょう。 では、65歳ま…
投資信託協会は7月10日、新NISAの「成長投資枠」の投資信託のリストを追加発表した。 第2弾として319本の投信を追加し、第1弾(995本)で公表されたものと合わせて約1300本まで増えた。 新NISA「成長投資枠」投資信託の一覧(7月10日時点) NISA成長投資枠の…
3月から好調であった世界株式もここ最近、頭打ちで少し下がり始めていることもあり、NISAを作ったが、どのタイミングで投資を始めるか悩んでいる人も多いと思います。 積立で株式のインデックスファンドに長期分散投資をする場合、毎月購入するなど時間分散…
www.wealthadvisor.co.jp HSBCアセットマネジメントは7月5日、2023年下半期のグローバル投資環境についての自社の見通しを解説する「ミッドイヤー・セミナー」をオンラインで開催した。 年央見通しの報告では、「市場は楽観的過ぎる。経済データを…