新NISAは、オルカンなど全世界株式、S&P500などの低コストインデックスファンドを長期に渡って積み立てていくというのが王道であろう。
ただ、それではFIREできるまで資産を早く増やせるかわからないし、物足りない人も多いであろう。
そんな時は、新NISAの成長投資枠を利用して、米国株式に個別に投資するというのも選択肢の一つになるのではないかと思う。
個別株で銘柄選択に成功すると、インデックスのパフォーマンスとどのくらいの違いが出るのだろうか。
以下の表を見てほしい。(期間はデータが取れる範囲とした)
S&P500インデックスが年平均8%の利回りとなっているが、下記の米国の個別銘柄はS&P500インデックスを遥かに凌駕するパフォーマンスを長期でたたき台している。
例えば、皆さんがよく知っているAmazonは26年間で1,172倍にもなっているから、26年前に年間成長投資枠一杯の240万円購入していたら、現在の評価は28億円になっている。
しかも売却したら、5.6億円(利益の約20%)の税金が発生するが、NISA枠で投資しておくと、税金は発生しないとかなりお得だ。
まあ、夢みたいな話かもしれないが、銘柄選択を間違わず、長期で保有できれいれば、実際十分可能性はあると思う。
少なくともインデックスを購入していては、これだけのパフォーマンスは逆に不可能であるといえよう。
米国個別株への投資の話をしたが、米国株は日本で取れる情報にも制限があるし、株価のブレも大きいことから、当然ながらインデックスに比べ格段にリスクを取ることになる。そう簡単にはいかない。
ただ、リターンは魅力的であるから、投資の勉強に時間が使える人はやってみる価値はあると思う。
今後、このブログでも個別株の話題も出していこうと思うので、是非、引き続き参考にして下さい。