新NISAが始まって、5ヶ月が経とうとしていますが、今回新しく投資を始めた方の成績はいかがでしょうか。
普通にオルカン、S&P500、日経平均など、1月から積立している人は評価益が出ているので、インデックス投資をしている方は特に問題はないかと思います。
いきなり日本株に個別株投資を3月くらいから始めた方は、銘柄によっては10%以上損をしている方もいらっしゃるでしょう。
損失にびびってしまい損切りしていませんか。
損切りしていなくても評価損を抱えて、不安な毎日を送っているとか。
こんな方ははっきり言って投資に向いていません。
投資初心者の方は以下の投資の基本にかえって投資をしていきましょう。
投資の基本は 長期・積立・分散です。
- 長期：特に株式は上下に動く資産です。インデックス投資をしたとしても長期間投資する中で10%以上下落する場面はあります。ここでビビらないでもともと長期投資の目線を持って、投資をし続けましょう。
- 積立：投資では時間分散と言います。投資するタイミングを分けることで投資簿価（買値）が平均化され、高値掴みを無くします。個人的にはこの時間分散が投資の基本の中で最も重要と思っています。
- 分散：銘柄や資産を分けて投資するということです。個別株に2-3銘柄投資しただけだと、銘柄分散にもなっていないし、全て株式ということは資産分散にもなっていません。初心者ですから、いくら個別銘柄を勉強してもそう簡単に勝てません。高値掴みをするのがオチです。まずは投資信託などで銘柄分散、資産分散をしてみましょう。
自分のやり方が誤っていたと思う方は、まだ始まったばかりなので、軌道修正をして下さい。
ここまで注意しても、
いやいやこの銘柄は自分がよく知っている銘柄だし、今は下がっているが絶対に上がると信じている。
この銘柄と心中したって良いと思っている。
と反論がある人もいるでしょう。
最も投資に向いていない人です。投資をやめた方が良いです。
投資は冷静で客観的な判断ができないと成功しません。
熱くなる人、考え方を改めることができない人は投資に向いていません。
自分も数々の失敗をしてきましたので、間違い無いと思います。
是非、投資の初心者の方は失敗しないよう、この教訓を生かして下さい。
