(出所:2024年6月24日付日経新聞電子版)
個人向け国債の利回りが高水準となっています。
固定3年債が0.4%と過去最高、変動10年債は適用利率が0.69%と、2012年以来の水準、固定5年債は09年以来およそ15年ぶりとなる0.59%となりました。
個人向け国債の場合、1年保有すれば中途解約も可能だし、国が元本と0.05%の最低金利は保証してくれるので安心感があります。
一般の銀行の定期預金は3年で0.3%〜0.4%くらいで、国債とほぼ金利が変わらない状況なので、定期預金の代わりに国債を購入するのは一つの方法かと思います。
ただ、一つ難点があるとすれば、金利に対して税金(約20%)が差し引かれることです。
表面上は0.4%の金利があっても、実際受け取るのは、0.32%となります。
税金が差し引かれるのは残念ですね。
ですが、税金を取られずに、日本国債に投資する方法もあるのです。
それは、NISA枠を利用して日本国債の投資信託に投資する方法です。
これであれば税金を取られる心配はありません。
日本国債のファンドもいろいろありますので、注意が必要です。
例えば長期国債(固定)に投資するファンドだと、長期金利が上昇すると、債券価格が下がって、基準価格が下がるものもあります。
よく吟味して投資して下さいね。
ファンドの選び方は以下の記事を参照下さい。