10日の東京株式市場で日経平均株価が続伸し、終値は前日比251円82銭(0.6%)高い4万1831円99銭と最高値を連日で更新しました。
日本株が勢いがありますね。
では、どのセクターが買われたのか、その濃淡があると思うので、以下のツールで見てみようと思います。
まずは過去1年間のTOPIXと相対リターンで見てみましょう。
TOPIX指数と比較してどれだけ上回ったか、下回ったかを見ます。
最も上回っているのが、時価総額の大きい(10)の金融銘柄ですね。
TOPIXを16.39%上回っています。以下銘柄の一部です。
逆に最も下回ったのが、時価総額の大きい(9)のサービス銘柄ですね。
TOPIXを-36.28%下回っています。
次に過去3ヶ月間のTOPIXと相対リターンで見てみましょう。
最も上回っているのが、時価総額中くらい(4)の運輸・公共銘柄ですね。
TOPIXを10.15%上回っています。
逆に最も下回ったのが、時価総額の大きい(9)の運輸・公共銘柄ですね。
TOPIXを-13.69%下回っています。以下銘柄の一部です。
日経平均が上がっているからといって、全ての銘柄が同じように上がっているわけではありません。
このようにどこが注目されているかなどトレンドを見ていくと、セクター別の投資の参考になるかと思います。
日経平均とかTOPIXとは、市場全体と連動するインデックスファンドでは満足できない人は、各セクターの動向を見極め、各セクターに投資するインデックスファンドを購入したら良いと思います。
個別株は難易度とリスクが高いので、セクター別のインデックスファンドで投資してはという提案でした。
ご参考までに。