割安感強まるJ-REIT:今が買い時か?

nisa.work

 

2月16日に東証REIT指数が3年ぶりの安値をつけた際に、上記の記事を書きました。

以下の東証REIT指数チャートを見て下さい。

その後、8月の日本株急落の際に、一瞬その後の安値を付けていますが、今、さらにその安値を更新しようとしているところです。

 

【東証REIT指数チャート】

2月16日の記事の際のJ-REITの主な指標は以下の通りです。

  • 東証REIT指数1,727
  • REIT分配金利回り4.6%
  • 長期金利とのスプレッド3.9%
  • NAV倍率(PBRのようなもの)0.88倍

12月9日時点

  • 東証REIT指数1,634
  • REIT分配金利回り5.1%
  • 長期金利とのスプレッド4.1%
  • NAV倍率(PBRのようなもの)0.82倍

今は2月16日より更に割安な水準に入ったということがわかります。

 

次に日米の主要な資産との利回り比較をしてみましょう。

(米国)

  • 米国債(10年)4.2%
  • 米国株(S&P500)配当利回り1.8%
  • 米国REIT分配金利回り3.7%

(日本)

  • 日本国債(10年)1%
  • 日本株(日経平均)配当利回り1.9%
  • J-REIT分配金利回り5.1%

 

日米の比較でも、他資産との比較でも、J-REITの利回りはお得な感じがしますね。

J-REITへ投資して良い水準になってきているのではないかと思います。

 

J-REITへの投資の際に注意すべき点は以下の通りです。

  • 株式のような割と激しい値動きをしますので、長期投資、時間分散で分配金を再投資するスタンスで臨むこと
  • REITの個別銘柄に投資せず、J-REITに複数投資するファンドに投資すること(初心者ならインデックスファンドがお勧め)

 

もちろん、NISA成長枠の対象になりますので、利益は非課税なのでご安心下さい。