つみたてNISAを開始するのに、ネット証券で口座を開設する人が多い。
理由は以下の通りいくつかある。
- 手数料が安い(販売手数料がない)
- 銘柄数が多い
- スマホ完結ができる
- ツールが見やすい
- クレカ積立ができる
この中でも、ネット証券ならではのサービスで圧倒的に優位性があるのが、クレカ積立かと思う。
クレカ積立とは、投資信託の積立投資によるポイント還元。
クレジットカードで決済すると、月々の積立金額に応じて一定のポイントがもらえるというサービスだ。
各社の還元率は以下の通り
(出所:7月3日付FRIDAY DIGITAL)
何も条件がなければ、マネックス証券の還元率が1.1%以上と最もお得。
クレジットカードのランクという条件が付くが、最も還元率が高いのがSBI証券の還元率5%。
例えば月5万円ずつ積み立てると、年間60万円、10年間で600万円、この5%のポイントが貯まるので、30万円分という計算になる。
ただ、この三井住友のプラチナカードの年間費が、通常33,000円(税込)なので、この会費10年分で330,000円にかかる。
総合すると、三井住友のプラチナカードが年間費ほぼ無料で手に入るということかなと思う。
これにメリットを感じるのであれば、SBI証券も選択肢に入るであろう。
人それぞれ、クレジットカードや欲しいポイントによって、どの証券会社で積み立てるか選択肢が違うと思うが、クレカ積立が人気なのはよくわかる。
注意が必要なのは、これらのサービスは全くの赤字サービスなので、以前楽天証券がサービスを改悪したように、突然還元率が悪くなることも十分考えられることだ。
始めるなら、その状況も想定した上で選択してほしい。
還元率が低くなり、年会費が高いプラチナカードの会費だけ払わされたのでは意味がないですから。