トランプ+イーロン時代の投資術:米国株式だけでなく金も視野に入れよう!

nisa.work 前回、2024年資産クラス別パフォーマンスの分析をしました。 上記リンクを参照下さい。 2024年は、米国株式、金、ビットコインのパフォーマンスが良い年でした。 ここでは以下のような学びがありました。 パフォーマンス(リターン)を出すには、…

2024年 資産クラス別パフォーマンスの分析

1. はじめに 2. 各資産クラスの騰落率 3. 円安の影響と海外資産の好調 4. 国内資産の低迷 5. オルタナティブ資産の重要性 6. 今後の投資戦略 1. はじめに 2024年の各資産クラスのパフォーマンスを振り返り、2023年12月29日から2024年12月30日までの1年間の騰…

昨年の日本版「ダウの犬」は、負け犬だった

nisa.work 昨年の年明けに、日本版「ダウの犬」の投資手法を紹介しました。 まずは、上記の記事をご覧ください。 1年経って、10銘柄の年間のパフォーマンスを検証した結果は以下の表の通りです。 10銘柄の平均が配当込みで+2.2%のパフォーマンスでした。 一…

ドル集中のリスク:新興国通貨に迫る危機

ドル円は一時157円と5ヶ月ぶりの安値を付けています。 いったい何があったのでしょうか。 簡単にいうと、日米の金利の方向性が変わったということです。 米国のFRBは9月から利下げに転換しており、どこまで下げるのかというのが注目されてましたが、利下げが…

イーロン・マスク氏の資産急拡大:経済の未来を問う

www.bloomberg.co.jp はじめに 富の集中が経済成長に与える影響 資産集中のメリット 資産集中のデメリット 超富裕層がもたらす経済的課題 政治と経済の相互作用 格差拡大と社会的影響 持続可能な経済のために必要な改革 まとめ はじめに イーロン・マスク氏…

割安感強まるJ-REIT:今が買い時か?

nisa.work 2月16日に東証REIT指数が3年ぶりの安値をつけた際に、上記の記事を書きました。 以下の東証REIT指数チャートを見て下さい。 その後、8月の日本株急落の際に、一瞬その後の安値を付けていますが、今、さらにその安値を更新しようとしているところで…

円キャリートレードの転換点—フランシフトの影響と為替展望

1. キャリートレードとは? 2. 円キャリートレードのこれまで 3. スイスフランへのシフトの背景 スイス中銀の積極的な利下げ 日銀の利上げ観測 フラン売りの増加 4. 今後の為替市場への影響 円の底堅さ フランの下落リスク ドルの強さの持続 5. まとめ 1. キ…

GPIFの利回り目標引き上げが日本株式市場に与える影響

はじめに GPIFとは何か? 利回り目標引き上げの背景 日本株式市場への期待と影響 まとめ はじめに 厚生労働省は12月2日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を通じて運用する資産の利回り目標を現在よりも0.2%引き上げる方針を明らかにしました。 これ…

銅/金比率とS&P500の乖離が示すシグナルとは?

銅/金(Copper/Gold Ratio)とは? 銅/金比率が示す経済の健康状態 グラフから読み取る市場の現状 S&P500と銅/金比率の乖離の背景 今後のS&P500の価格予想 投資家が注目すべきポイント まとめ 銅/金(Copper/Gold Ratio)とは? 銅/金比率は、銅価格を金価格…

ウクライナ戦争はEVバブル崩壊とドイツとロシアの分断が目的だったのか?

www.nikkei.com はじめに:ウクライナ戦争と欧州経済の相関関係 エネルギー危機と欧州産業の衰退 EVバブル崩壊:ウクライナ戦争との関連性 ドイツとロシアの分断がもたらす影響 まとめ はじめに:ウクライナ戦争と欧州経済の相関関係 ウクライナ戦争は、単な…

バフェット氏、22年ぶり「債券投資家」に転身した背景とは?米国株市場への示唆

1. バフェット氏の債券シフト:その背景と意図 2. 割高な米国株市場:ドットコムバブルとの類似性 3. 投資哲学としての「良い球だけを打つ」 4. 個人投資家への示唆:これからの投資戦略 1. バフェット氏の債券シフト:その背景と意図 ウォーレン・バフェッ…

「過去最高6兆円の自社株買い」が日本株を下支え

1. はじめに 2. 過去最高の自社株買いとは? 3. 自社株買いが株価に与える影響 4. 年末高の「掉尾の一振(とうびのいっしん)」とは? 5. まとめ 1. はじめに 2024年も終盤を迎える中、日本株市場では年末に向けた上昇が期待されています。 その背景には、過…

なぜMMFから株式へ資金が移動しないのか?米国投資環境の背景を考察

はじめに MMFの特徴と現在の状況 MMFから株式へ資金が移らない理由 1. リスク回避志向の強まり 2. 次期トランプ政権の政策とインフレ懸念 3. 金利環境の不透明さ 今後の市場動向と注目ポイント まとめ はじめに 米国のマネー・マーケット・ファンド(MMF)の…

トランプ大統領の追加関税導入でドル高になる理由とその投資戦略

はじめに 追加関税でなぜドル高になるのか? 貿易赤字が減るとドルの価値が上がる アメリカへの投資が増える可能性 関税とドルの関係ってどういうこと? 輸入品の値上がりとインフレのリスク FRBの利上げとドルへの影響 投資家が気をつけるべきポイント アメ…

初心者向け!日本の暗号資産関連銘柄紹介と投資のポイント

1. はじめに 2. 暗号資産関連銘柄とは 3. 日本における暗号資産市場の現状 4. 注目すべき日本の暗号資産関連銘柄 4.1. SBIホールディングス (8473) 4.2. マネックスグループ (8698) 4.3. GMOインターネットグループ(9449) 4.4. メタプラネット (3350) 5. …

トランプ勝利でビットコイン高騰: インフレ対策としての保有が加速

1. はじめに 2. ビットコインの価格高騰の背景 3. インフレへの備えとしてのビットコイン 4. ETF市場の急成長とその影響 5. 企業によるビットコイン保有の現状 6. ビットコインの将来展望 7. まとめ 1. はじめに ビットコインは近年、その価値を大幅に上昇さ…

新NISA時代でもiDeCoは続けるべき?—節税メリットを最大限に活用しよう!

1. はじめに 2. iDeCo(イデコ)とNISAの違い 3. iDeCoの3つの節税メリット 4. iDeCoのデメリットも理解しよう 5. 課税所得がゼロの場合の対策 6. iDeCoの加入資格と拠出限度額 7. まとめ: iDeCoと新NISAをどう使い分けるか 1. はじめに 2024年から新NISAが…

バフェット指数200%超えの意味:米国株の割高感と世界での稼ぐ力を考察

www.nikkei.com 1. はじめに:バフェット指数とは? 2. 米国株のバフェット指数、過去最高200%超えの背景 3. グローバル化と米企業の成長力 4. 割高感の警告?過去の水準との比較 5. 他の指標から見る株価の割高感 6. 日本株のバフェット指数とその特徴 7. …

注目すべき5つのトピックと投資家へのインプリケーション

fdamedia.jp はじめに 1. BRICS通貨の台頭 2. 米大統領選挙の行方 3. FRBの金融政策 4. 地政学リスクの高まり 5. 金価格の上昇継続 投資家へのインプリケーション はじめに この記事は地政学の専門家ジム・リカーズによるレポートをまとめたものです。 10月1…

BRICS拡大の狙い:世界経済の地殻変動と投資戦略

www.nikkei.com はじめに BRICSの現状と拡大 拡大の背景にある狙い 米欧への対抗軸形成 新たな金融システムの構築 資源・エネルギー戦略 世界経済への影響 投資への示唆 まとめ はじめに 2024年、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)は大き…

市場のタイミングに賭けるべきではない

本日は「市場のタイミングに賭けるべきではない」という話をします。 個人投資家で株式のディトレードなど、短期的な投機で儲かった話がSNSなどで拡散されていて、ついつい自分もできるのではないかと思ってしまう。 そもそもそのSNSで発信している人達も本…

原油価格の下落と日本経済:エネルギー市場の変動がもたらす投資チャンス

はじめに 日本にとっての影響 投資家にとっての視点 まとめ:エネルギー市場の変化と日本のチャンス はじめに この原油価格チャートからもわかるように、原油が冴えない動きをしています。 現在は、4月のピーク88ドルから20%ほど下げています。 石油輸出国…

半導体市場の今後:ASMLの衝撃的な業績発表から読み解く投資戦略

はじめに:ASMLの衝撃的な業績発表 ASMLの業績詳細:予想を大きく下回る受注額 市場の反応:半導体関連株の連鎖的な下落 今後の見通し:緩やかな回復と慎重な顧客動向 投資への影響:短期的リスクと長期的機会 まとめ 分散投資の重要性 長期的視点の保持 段…

シラーPERで見る米国株のバリュエーション:インターネットバブルとの比較

シラーPER(CAPE)とは? 米国株の現在の割高・割安状況 考察 1. バブル崩壊のリスク 2. 金融政策の影響 3.明らかに割高な米国株には注意 シラーPER(CAPE)とは? シラーPER、またはCAPE(Cyclically Adjusted Price-to-Earnings ratio)は、株式市場の長期…

バフェット氏が仕掛ける日本株投資戦略:約2,800億円の円債発行の真意を解説

www.nikkei.com はじめに バークシャー・ハザウェイの日本における投資戦略 最新の円債発行と日本株投資の関連性 バフェット氏が日本株に注目する理由 日本株市場の将来性に対するバークシャーの見方 米国株ではなく日本株を選択する背景 今後の日本株市場へ…

【徹底比較】SENSEX vs Nifty50:初心者でもわかるインド株投資のコツ

はじめに インド株人気の理由 インド株の魅力 インド株投資のリスク 長期投資の観点からの考察 SENSEXとNifty50:どちらの指数を選ぶべきか SENSEX: Nifty50: まとめ:インド株投資は賢明な選択か? はじめに 今日はホットな話題、インド株について掘り下…

石破総理大臣発言で急変!円急落の衝撃と今後のドル円の方向性

はじめに 円安の主な要因 1. 石破総理大臣の発言 2. アメリカの雇用データ 3. 日米金利差の拡大懸念 専門家の見解 まとめ はじめに 週末ドル円は下記グラフの通り、一時149円近くまで円安が急激に進みました。 何が起こったのでしょうか? (出所:外為ドッ…

世界主要株式市場のPER分析:割高か割安か?

はじめに 投信積立契約件数ランキング 世界主要株式市場のPER推移 まとめ はじめに 今日は、世界の主要株式市場のPER(株価収益率)推移を分析し、どの市場が割高で、どの市場が割安なのかを考察してみましょう。2023年9月から2024年9月までのデータを基に、…

イラン・イスラエル紛争拡大とマーケットへの影響:資産運用の方向性を探る

www.nikkei.com はじめに 10月1日、イランがイスラエルに180発のミサイルを発射しました。 イランはイスラム組織ハマスのハニヤ前最高指導者やレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラ指導者のナスララ師らが殺害されたことへの報復だと主張しました。…

石破茂新総裁の日本株への影響:増税、緊縮財政路線と市場の反応

はじめに 石破新総裁の政策 経済政策 1. 税制改革 2. 物価高対策 3. 賃上げ・労働政策 4. 財政健全化 5.成長戦略 6. 組織改革 7. エネルギー政策 外交政策 1. 日米同盟強化 2. アジア版NATO構想 3. 核政策 4. 日米地位協定 5. 対中政策 まとめ はじめに 自民…