日経平均株価の調整局面とバリュー株の動向

 

日経平均株価は3月22日の年初来高値41,087.75 円を付けて、調整局面に入っています。

4月22日現在、37,438.61円 なので、年初来高値から ▲8.9% となっています。

 

ただ、この大幅な調整を主導しているのは、半導体関連などグロース株銘柄が中心であり、バリュー株銘柄はそれほど大きく調整しているわけではありません。

 

実際そうなのか、見てみましょう。

以前もご紹介したETFで、PBR1倍割ETFというものがあります。

PBR1倍割(2080)ETFとは? - NISAで資産形成

 

このETFと日経平均株価の年初来の比較グラフは以下の通りです。

3月22日以降の調整局面で、ブルーの日経平均株価に比べ、黄色のETFはほとんど下がっていないのがわかります。

 

 

数字で見てみましょう。

PBR1倍割ETFは、日経平均株価が年初来高値を付けた3月22日に 1,206円 付けましたが、現在は 1,180円 となっており、その下落率は ▲2.2% となっています。

 

3月22日→ 4月22日 下落率

日経平均株価 ▲8.9%

PBR1倍割ETF    ▲2.2%

 

いかがでしょうか。

今回の大きな調整局面でも、バリュー株はほとんど下落していないのがわかります。

 

今は、日本株全体が大きく下落しているように見えますが、これまで急いで買われすぎたグロース株が調整しているのが要因であって、バブルが崩壊したとかそういう類のものではありません。

 

あまり不安にならずに、今こそ割安な銘柄を購入していくチャンスだと思います。

特に、金利上昇局面では、バリュー株が強い相場が継続すると思いますので、割安なバリュー株中心に購入していきましょう。

 

以下、過去記事ですので、参考にして下さい。

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