円相場が急落してドル円で一時160円台に突入、対ドルだけでなく、対ユーロでも171円台と最安値更新しました。
世界の主要通貨であるドルとユーロの両方に対して円が最安値ということは、円の価値そのものが下落していると言えるでしょう。
以下のグラフを見ると、その衝撃さがわかります。
直近1年の各主要通貨の強弱がわかるグラフになりますが、JPY(円)だけが異常に大きく下落しています。
やばいですね。
(出所:FX-labo)
この円の価値下落は、資産を海外(ドルやユーロ等)で運用している人にとっては、資産の価値は保たれますが、円の預金や日本国債で運用している人にとっては、円の実質的価値が下落しているので大打撃になります。
今は実感がないと思いますが、これから輸入インフレが襲ってくるので、物価高として表れてきます。
海外の人にとっては、日本の資産が大バーゲン状態に見えるので、日本への投資や日本への旅行が活発になるでしょう。
日本の企業(株式)、政令都市のマンション、日本の別荘地、温泉、日本のサービス、食などなんでも安くなっています。
日本への投資が始まると言って喜んでいる場合ではありません。
こんな時だからこそ、世界一のお金余りの国である日本の国民自身が、日本へ投資すべきだと思います。
資産を円預金に置かずに、まずはNISAも利用して投資を始めましょう。
これから海外マネーが更に日本にやってきます。
海外マネーが来る前に、日本株、日本REITへ投資しておきましょう。