国内株式ファンドのパフォーマンス比較:1年で2倍の違い

今日は、国内株のインデックスファンドのパフォーマンスも選ぶ商品によって、大きな差があるよという話です。

 

以下、5/10時点で1年間のトータルリターンが高い国内株ファンドのパフォーマンスランキング上位の3つになります。

  • GX半導体関連ー日本株式:86.9%
  • NEXTFUNDS銀行上場投信:64.9%
  • トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド:61.8%

(参考)

  • 日経平均株価:30.7%
  • TOPIX:30.1%

 

いかがでしょうか。

 

代表的な国内インデックスファンドの日経平均株価やTOPIXに比べ、2倍以上のパフォーマンスを実現しています。

 

銘柄数を見てみましょう。

以下の通り、上位3つのファンドは、銘柄数を絞り込んでいるのがわかります。

  • GX半導体関連ー日本株式:32銘柄
  • NEXTFUNDS銀行上場投信:78銘柄
  • トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド:19銘柄

(参考)

  • 日経平均株価:225銘柄
  • TOPIX:約2,000銘柄

 

当然のことですが、銘柄数を増やせば、よりリスクは分散されるますが、その分リターンは小さくなります。

逆に銘柄数を絞り込めば、よりリスクが高まりますが、その分リターンは大きくなります。

 

どれを選ぶかは、その人がどれだけのリターンを期待しているか、リスクを許容できるかによって変わります。

 

銘柄の絞り込んだファンドは、単純なアクティブファンドから、今回のような業種を絞り込んだファンド、配当利回りの高さなどある指標で絞り込んだファンドなど様々です。

 

選択するポイントとしては、自身の期待リターンとリスクが合っているか、ニーズに合っているか(配当が欲しい、インフレ対応したいなど)、見通しが立てられる業種があるかなどがあります。

 

そもそも考えるのが面倒な人は、単純なアクティブファンドやインデックスファンド(日経平均株価、TOPIXなど)を選択して下さい。

 

これまで見てきた通り、ファンド選択で大きくパフォーマンスも変わるので、慎重に検討していきましょう。