日本の高配当株狙いの投信「日経平均高配当利回り株ファンド」

 

前回までで日本の高配当株狙いのETFを3つ紹介しました。

この3つの中では、日経平均株価指数の225銘柄から高利回り株を選択した「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信」がトータルリターン(3年)で最も良いパフォーマンスを出していました。

 

日本の高配当株狙いのETF「グローバルX MSCIスーパーディビィデンド」 - NISAで資産形成

日本の高配当株狙いのETF「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信」 - NISAで資産形成

日本の高配当株狙いのETF「NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信」 - NISAで資産形成

 

今回は、ETFではなく、投信で同様のコンセプト(日経平均株価225から高利回り銘柄を選択)の商品がないか探してみた結果、以下の銘柄が見つかりましたので、紹介したいとと思います。

 

「日経平均高利回り株ファンド」という日本株投信です。

日経平均高配当利回り株ファンド-ファンド詳細|投資信託[ウエルスアドバイザー]

 

このファンドの投資方針は以下の通りです。方針がシンプルです。

  • 日経平均株価採用銘柄の中から、予想配当利回りの上位30銘柄に投資
  • 投資にあたっては、流動性を勘案して銘柄ごとの組入比率を決定
  • 信用リスク懸念や無配懸念がある銘柄は、投資対象銘柄から除外
  • 原則として6・12月にリバランス(組入銘柄の入替えと組入比率の調整)を実施

 

現在の組入30銘柄の配当利回りの平均は4% になります。

設定は2018年11月、約5年2ヶ月の運用実績で、運用資産は533億円と2023年8月くらいから+350億円と急増している最近人気の商品です。

運用管理費用は0.693%(税込)で、特に割安ということでもなく普通な感じです。

NISA成長投資枠の対象銘柄です。

 

では、実績はどうでしょうか。

前回紹介した「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信」と期間3年で比べてみましょう。

 

 

3年の実績は、「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信」のトータルリターンが121.4%に対し、「日経平均高利回り株ファンド」は127.4%とわずかながら上回っている状況です。

 

どちらも、日経平均株価指数の225銘柄から選定していることから考えれば、30銘柄と50銘柄の違いはあれど、大きくパフォーマンスは変わらないことがわかりました。

 

他に日本株の高配当狙いの投信をいくつか探してみましたが、以下の表の通り、「日経平均高利回り株ファンド」のパフォーマンス1年〜5年どれをとっても群を抜いてました。

 

他のファンドとの違いを見てみると、投資銘柄数と銘柄選定に以下のような違いがありました。

この両方を兼ね備えた方針(左側赤字)の投信がパフォーマンスが良いようです。

  • 投資銘柄数:30銘柄程度と少数 ↔︎   70〜100銘柄
  • 銘柄選定:インデックス指数からの選定 ↔︎  上場株全体からの選定 

 

今後、日本の高配当株狙いのファンド(投信やETF)を選定する場合は、インデックス指数(特に日経平均等の良く利用されるメジャーな指数)から銘柄選定しているもの、少数(30銘柄程度)銘柄に投資しているもの、この両方の方針を兼ね備えたファンドを選ぶと良いと思います。

 

ご参考までに。