NISAのつみたて投資枠活用術

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以前に紹介した「日経平均高配当利回り株ファンド」が、つみたて投資枠の対象ファンドに追加されました。

 

この「日経平均高配当利回り株ファンド」は、日経平均株価指数に採用されている225銘柄の中から、予想配当利回りの上位30銘柄に投資するシンプルな商品です。

 

2月末時点の予想配当利回りはファンド平均で3.9%となっており、日経平均の予想配当利回り1.7%を大きく上回っています。

 

ファンドの詳細はこちらを参照下さい。

nisa.work

 

つみたて投資枠は年間120万円(月10万円)が上限になります。

 

もし、毎月10万円(上限一杯)このファンドを購入したら、10年間でどのくらいの分配金が受け取れるのでしょうか。

 

現在の基準価格18,556円、分配金(半期)270円 なので、分配金利回り(年間)は2.9%になります。(270円×2回➗18,556円)

 

この基準価格と分配金がずっと変わらないと仮定した場合、10年間で元金は1,200万円となり、受け取る分配金は10年間で183万円ほどになります。

 

この183万円の分配金には通常約20%(36.6万円)の税金がかかりますが、NISAのつみたて投資枠を利用した場合は、この税金がかかりません。

 

分配金を受け取りたい人にとっては大きいですね。

 

つみたて投資枠は、インデックスファンドが主で分配金が出ないものがほとんどです。

分配金を受け取りたい人にとっては、つみたて投資枠の年120万円が使いづらいと感じます。

 

今回のようなファンドがあれば、つみたて投資枠分も含めて分配金受け取りができるということで、最大限NISAの枠を活用できそうです。

 

分配金を受け取りたい人にとって、「日経平均高配当利回り株ファンド」が、今回つみたて投資枠の対象ファンドに追加されたことは喜ばしいことかと思います。