今日は、「新NISAを利用して日本株で毎月の不労所得を作ろう」というのがをテーマです。
新NISAでは積立投資での資産形成がテーマになることが圧倒的に多いが、特に資産形成が一段落した退職層、シニア層にとっては、毎月定期的にインカム収入を得たいというニーズも強い。
そんな方に、新NISAで日本株を利用して、手間をかけず、毎月のインカム収入(不動所得)を得る方法を紹介したい。
通常インカム収入を作る場合、配当利回りの高い個別株を購入する方が多い。
配当利回りは簡単に計算できるので、個別銘柄の分析までする必要がなく、手間はあまりかからない。
ただし、配当利回りも4半期毎に変更になったりするので、一定の利回りを維持しようと思ったら、保有している個別株のポジション(残高)を定期的に見直さなければいけないので、手間がかかる。
こんな時は、高配当の日本株に投資をする投資信託、ETFを利用することをお勧めする。
以下に、残高の多い高配当に特化した日本株投信を紹介する。
(出所:2023年9月20日、日経新聞)
これらのファンドは4半期に1回分配金を支払ってくれるファンドである。
例えば成長投資枠の年間枠240万円を全額利用した場合、月20万円ずつこれらのうちどれか一つのファンドを購入する。
利回り4%と想定すると、240万円✖️4%➗12=8,000円 となり、税金はNISAでかからないから、毎月8,000円まるまる収入となる。
これは株式の配当が原資なので、不労所得といえよう。
もし、成長投資枠満額1,200万円利用したとすると、毎月4万円(年48万円)の収入となる。
月4万円の不労所得があれば、少しは生活の足しになるのではないか。
もちろん、投信なので、毎月の分配額も変化するし、基準価格(ポートフォリオの価値)も変化するので、必ず収入が入ってくるわけではない。
ここは定期預金と違うので注意が必要だ。
重要なことは、毎月一定額購入し続けて、購入単価を平均化させることと、長期で保有することである。
日本企業に信頼を置いているのなら、この方法を実践してみてはいかがでしょうか。