2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

つみたてNISA対象商品(アクティブ運用投資信託ーまとめ)

これまでアクティブファンドの海外株式、海外複合資産型を比較してきましたが、その中で3つのファンドを選択しました。 以下、その3つのファンドとNYダウインデックス(NYダウ連動)を比較しています。 (出所:モーニングスター) 上の表はモーニングスター…

つみたてNISA対象商品(アクティブ運用投資信託ー海外複合資産型②)

(出所:金融庁HP 2023年1月17日時点) 海外複合資産型の残り4つのファンドを見ていきましょう。 また、参考までに、海外株式で選択したキャピタル世界株式ファンドも比較に加えました。 【比較表】 【ファンド概要】 のむラップ・ファンド(積極型) LOSA長…

つみたてNISA対象商品(アクティブ運用投資信託ー海外複合資産型①)

(出所:金融庁HP 2023年1月17日時点) 海外株式に続いて海外複合資産型を見ていきましょう。 10個のファンドがありますが、まずは海外及び公社債、株式及びREITを見ていきましょう。 ハッピーエイジングは3種類ありますが、最も株式組入比率が高い(90%)…

つみたてNISA対象商品(アクティブ運用投資信託ー海外株式)

(出所:金融庁HP 2023年1月17日時点) 年率6%のリターンを目指すということで、つみたてNISA対象商品のインデックスファンド、特に海外株式型について紹介してきました。 つみたてNISA対象商品の中には、インデックスファンド以外にアクティブファンドもい…

「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」の目論見書を読み解く③

では、続きです。 「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」の目論見書を見ながら詳細内容を確認していきましょう。 2022年12月末時点の目論見書のリンクはこちら 目論見書 【P6】 【信託期間】 この期間は重要です。このファンドは無期限となっているので…

「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」の目論見書を読み解く②

では、続きです。 「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」の目論見書を見ながら詳細内容を確認していきましょう。 2022年12月末時点の目論見書のリンクはこちら 目論見書 【P3】 既定のリスク説明のページなので、割愛します。 【P4】 左のグラフは、ベ…

「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」の目論見書を読み解く①

では、次に全世界株式に投資する際にお勧めの「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」について、目論見書を見ながら詳細内容を確認していきましょう。 2022年12月末時点の目論見書のリンクはこちら 目論見書 【P1】 ファンドの仕組みを見ると、投資資金は…

「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」の目論見書を読み解く③

では、続きです。 「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」の目論見書を見ながら詳細内容を確認していきましょう。 2022年12月末時点の目論見書のリンクはこちら 目論見書 【P6】 【信託期間】 この期間は重要です。このファンドは無期限となっているの…

「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」の目論見書を読み解く②

では、続きです。 「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」の目論見書を見ながら詳細内容を確認していきましょう。 2022年12月末時点の目論見書のリンクはこちら 目論見書 【P3】 既定のリスク説明のページなので、割愛します。 【P4】 左のグラフは、ベ…

「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」の目論見書を読み解く①

つみたてNISA投資枠で指定されている銘柄のインデックスファンドを5回に渡って確認してきました。 検討の結果、インデックスファンドに投資するなら、米国株式市場か、米国市場に新興国株も加わった全世界株式市場のどちらかを選択した方が良いとの考えです…

つみたて投資枠の商品選択(FTSE Global All Cap Index:投資銘柄)

つみたて投資枠に設定されている商品の中で、「FTSE Global All Cap Index」をベンチーマークに採用している投信は、以下の4銘柄になります。 (出所:金融庁)※5:12月21日、「楽天・全世界株式(除く米国)インデックス・ファンド」を追加。 比較表を見て…

つみたて投資枠の商品選択(インデックス:全世界株式市場)

株式型のインデックス投信でも全世界の株式市場を投資対象にしたものもあります。そのベンチマークとなる全世界の株式市場指数を見てみましょう。 対象指数 投資対象市場 市場カバー率 各国シェア 企業数 サイズ 指数の年利回り 結論 対象指数 投資対象市場 …

つみたて投資枠の商品選択(S&P500:投資銘柄)

つみたて投資枠に設定されている商品の中で、「S&P500指数」をベンチーマークに採用している投信は、以下の11銘柄になります。 (出所:金融庁) この11銘柄のうち、信託報酬が他と比べて低い4銘柄を以下に比較しました。 運用会社 販売手数料 経費率 運用ス…

つみたて投資枠の商品選択(CRSP U.S. Total Market Index:投資銘柄)

つみたて投資枠に設定されている商品の中で、CRSP U.S. Total Market Index をベンチーマークに採用している投信は、以下の「楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下、楽天と呼ぶ)」と「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(以下、SBIと呼ぶ)」…

つみたて投資枠の商品選択(インデックス:米国市場)

株式市場は米国市場または米国市場+新興国市場を選択するという話でしたが、まずはインデックス投信の米国市場のみの指数を見ていきましょう。 対象指数 市場カバー率 銘柄数 サイズ 銘柄選択 指数価格推移 結論 対象指数 指数名称 投資対象 市場カバー率 …

つみたて投資枠の商品選択(株式市場)

前回、つみたてNISAの商品は、投資信託で、対象資産は単一資産の株式を選択しようと考えました。 それでは今回は、株式の対象は国内株にするか海外株にするか、先進国にするか新興国にするか、考えてみましょう。 前回と同様の表になりますが、下記は金融庁…

つみたて投資枠の商品選択(商品の種類)

新NISAのつみたて投資枠を利用して資産形成するには、どの商品に投資したら良いでしょうか。 つみたてNISA対象商品 商品の種類 単一指数と複数指数 どの商品種類を選択するか つみたてNISA対象商品 下記は金融庁で認められている2022年12月21日時点のつみた…

ドルコスト平均法をイメージしよう

資産形成は、長期で毎月一定額の積立投資(ドルコスト平均法)が最適と言われているが、それはなぜでしょうか。 今回はこのドルコスト平均法を実際の投資信託でシミュレーションしてイメージしてみましょう。 買い時売り時の難しさ ステート・ストリート 外国…

株式はハイリスクで危険なのか?

前回、資産形成プランを立ててみよう(後編) - 新NISAで資産形成 において、積み立てる資産は株式(インデックス)にしようという話をしました。 なぜ、株式(インデックス)なのかというと、リターン6~7%で運用が可能で流動性の高い資産は株式しかないか…

資産形成プランを立ててみよう(後編)

前回の続きです。 今回は野村アセットの積立シミュレーションを使って資産形成プランを立ててみましょう。 つみたてシミュレーション のむラップ・ファンド|野村アセットマネジメント 前回は、老後の資金として、60歳までに5,000万円の資産を作るという目標…

資産形成プランを立ててみよう(前編)

以下のリンクの大和アセットマネジメントのツールを使って資産形成プランを立ててみましょう。 www.daiwa-am.co.jp まずは目標金額の設定です。 老後の資金は月いくら必要か 目標金額を計算してみる 目標金額は? 老後の資金は月いくら必要か 30歳の自分を想…

資産形成に必要不可欠なものとは

今回は資産形成について考えてみましょう。 老後2,000万円問題 貯蓄と資産形成は違うのか? 貯蓄と資産形成のイメージは? 貯蓄だけでは老後2,000万円問題は解決しない 資産形成に新NISAは不可欠 老後2,000万円問題 2019年6月ごろ、老後2,000万円問題が報道…

新NISAと旧NISAの徹底比較

12月23日に令和5年度の与党税制改正大綱が閣議決定され、2024年からNISA制度が大幅に改正されることになりました。 今回の改正は、はっきりいってもの凄くお得な神改正と言えるでしょう。 では、その内容を詳しく見ていきましょう。 (この情報は2023年12月3…