つみたて投資枠に設定されている商品の中で、「S&P500指数」をベンチーマークに採用している投信は、以下の11銘柄になります。
(出所:金融庁)
この11銘柄のうち、信託報酬が他と比べて低い4銘柄を以下に比較しました。
運用会社
運用会社はどこも大きな金融グループですし、インデックスファンドなので、運用力での違いはほどんどありません。
販売手数料
どこもゼロで違いはありません。
経費率
継続的な費用をみる時は、通常、信託報酬を確認します。
0.09%〜0.1%で4つともほとんど違いがありません。
経費率を確認してみましょう。
算出方法は以下の通りです。
経費率=“1万口当たりの費用明細÷決算期間の平均基準価額(分配金込み)”
算出結果は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.11%、SBI・V・S&P500インデックス・ファンド0.09% とこの2銘柄が低いです。(My SMTS&P500インデックスは始まったばかりのファンドでデータがないので、比較対象から外した方が良いでしょう。)
運用スキーム
SBIはバンガードのETF(コスト安い)に投資しているので、自前でマザーファンドを運用しているeMAXIS Slimより低コストでの運用が実現できているのでしょう。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
比較結果
経費率が他より低い、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドのどちらを採用しても良いでしょう。