驚愕、信託報酬率 業界最低水準の「Funds-i Basic」シリーズ登場



 

finance.yahoo.co.jp

 

業界最大手の野村アセットマネジメントが、NISA向け初心者用のインデックスファンド(愛称:「Funds-i Basic」)を7月10に新規設定(以下5ファンド)すると発表した。

 

 

代表的な指数のインデックスファンドなので、特に目新しさはないが、どのタイプも信託報酬率を業界最低水準にした。

 

実際につみたてNISA専用の同類の最低信託報酬率ファンドと比べてみよう。

 

はじめてのNISA・日本株式インデックス(日経225):0.143% 

VS  eMAXIS Slim国内株式(日経平均):0.143%

 

はじめてのNISA・日本株式インデックス(TOPIX)0.143% 

VS eMAXIS Slim国内株式(TOPIX):0.143%

 

はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500):0.09372% 

VS eMAXIS Slim米国株式(S&P500):0.09372%

 

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー):0.05775% 

VS Tracers MSCIオール・カントリー(全世界株式):0.05775%

 

はじめてのNISA・新興国株式インデックス:0.1859%

VS eMAXIS Slim新興国株式インデックス:0.1859%

 

実際にどれも業界最低水準でした。

 

初心者が好む低コストのインデックスファンドといえば、eMAXIS Slimシリーズで圧倒的に残高を積み上げている。

 

今回の「Funds-i Basic」は、信託報酬率で言えば全く同じ水準であり、オールカントリーについては、eMAXIS Slimシリーズ(0.1133%)より低い業界最低水準となっている。

 

野村アセットといえば業界最大手であり、運用会社の体力も十分持っているから、コスト競争でいえば、eMAXIS Slimシリーズを運営する三菱UFJ国際投信とも十分戦える。

 

新規設定であり、ファンドの知名度もまだないが、今後新NISAでプロモーションを強化してけば、eMAXIS Slimシリーズの強力なライバルとなろう。

 

今後もこのコスト競争には目が離せないですね。