9月に全世界株式(オルカン)インデックス投信で信託報酬手数料引き下げ競争が起こった結果、手数料最低水準が0.05775%(税込み)で一旦落ち着いたところ。
次は、S&P500のインデックス投信に手数料引き下げの波がきた。
仕掛けたのは、ニッセイアセットマネジメント(日本生命グループ)。
以下、日経記事の引用
ニッセイアセットは11月から投信の新シリーズ「ニッセイ・S」を投入する。第1弾は米国株に投資する「ニッセイ・S米国株式500インデックスファンド」で、信託報酬は年0.057%。三菱UFJアセットマネジメントが運用しS&P500指数に連動する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」よりも4割ほど低くした。
信託報酬を抑えるためにドイツの指数算出会社「ソラクティブ」が提供する「ソラクティブGBS米国500指数」を採用した。米国の時価総額上位500銘柄で構成し、S&P500指数との相関係数は0.9996という。指数として「十分に代替可能」(ニッセイアセット)と判断した。ニッセイアセットはソラクティブの指数を活用し、年内にも外国株ファンドを追加投入する方針だ。
指数に「ソラクティブGBS米国500指数」を使ってはいるが、S&P500とほぼ同じ動きをするようだ。
恐らく、「S&P500」をそのまま利用すると、ライセンス料が高いので、コストを抑えたのであろう。
現在、信託報酬は0.09372%(税込み)が最低水準で5つのファンドが並んでいるが、今回ニッセイアセットが0.057%(税込み)に引き下げることで、業界最低水準を追随すると宣言している「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」も同水準に引き下げになるから、他社も同様の動きとなろう。
参考までに、現在最低水準の5ファンドを以下に紹介する。
運用会社も体力勝負になってきたが、この値下げの戦いは、投資家にとっては歓迎すべきことだ。
これからインデックスファンドは、どの種類のファンドにも、これから信託報酬値下げの波が来る。
その後はアクティブファンドの値下げにも波及していく。
そして、コスト競争力もあり、パフォーマンスが優秀なファンドのみが残っていくということになろう。
このようなコスト引き下げ競争は、日本にも貯蓄から投資への流れが本格化する起爆剤となるのではないか。