低コストインデックスファンド設定ラッシュ「SBI・Vシリーズ」

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新NISAを見据えて、低コストインデックスファンドの設定ラッシュとなった。

6月の設定予定ファンドだけでもSBIアセットマネジメントの「SBI・V」、「SBI・Iシェアーズ」のシリーズ合計11本のほか、

日興アセットマネジメントの「Niつみ」シリーズ2本、

PayPayアセットマネジメントの「PayPay投信」2本と、

合計15本のインデックスファンドが新規設定される。

 

新設ファンドは、信託報酬率が年0.1%を下回るような低コストの単独インデックスファンド、または、信託報酬が年0.5%を下回る複数のインデックスを組み合わせたファンドと、同種のインデックスファンドの中では最低水準に設定されている。

 

この中でも、今回は新しいSBI・Vシリーズ(以下、概要参照)を紹介する。 

 

どれもバンガードのETF(低コスト)に投資するファンドなので、実質的なコスト負担は他の同種のインデックスファンドに比べ、最低水準に設定されているのが特徴。

 

 

この中でも、米国増配株式ファンドは、米国株式市場において過去10年間継続して配当を増加してきた米国企業(配当利回り上位25%の適格企業を除く)で構成されるキャップド時価総額加重型の株価指数「S&P米国ディビデンド・グロワーズ・インデックス(円換算ベース)」と珍しいインデックスをベンチマークにしており、類似ファンドでこれだけ低コストのものは存在しない。

 

米国の配当株式指数というと、「S&P 500配当貴族指数」が有名で、生活必需品銘柄の割合が多いが、今回の指数は、連続増配企業への投資なので、IT銘柄の割合が多くなっている。

 

その分、リスクは増すが低コストでリターンを大きく狙える商品と言えよう。

 

見逃せない商品である。

 

以下の事例を参照して下さい。

 

また、米国小型株式、世界小型株式(除く米国)も同様に、ほかの類似ファンドの中でもスバ抜けてコストパフォーマンスが良い。

 

小型株式への投資となると、通常はアクティブファンドの領域になるが、今回はバンガードの低コストETFに投資することによって、低コストインデックスファンドを実現させた。

こちらも見逃せない商品である。

 

このように、新規設定したSBIのVシリーズ含め、優秀なインデックスファンドが多いので、是非、新NISAの銘柄選定の際の比較商品として、注目してほしい。

業界最低水準をめざす低コストのインデックスファンドSBI・Vシリーズ | SBI証券