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純資金流入額ファンドTOP10(2023年9月25日〜9月29日)

(出所:ウエルスアドバイザー) 国内公募追加型株式投信を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2023年9月25日-29日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、 新規設定の「日本企業PBR向上ファンド」(愛称:ブレイクスルー)…

PBR1倍割(2080)ETFとは?

前回、日本株はバリュー株優勢の状況が続くのではないかとの話をしました。 その理由は、今年3月に東京証券取引所がPBR(株価純資産倍率)1倍以下の企業に対して改善策を開示・実行するよう要請したことにありましたね。 以下、東証の要請のリンクです。 ht…

純資金流入額ファンドTOP10(2023年9月19日〜9月22日)

(出所:ウエルスアドバイザー) 国内公募追加型株式投信の先週(2023年9月19日-9月22日)の純資金流入額上位10ファンドに、新規設定の以下の2ファンドがランクインした。 「世界半導体関連フォーカスファンド」(岡三アセット) 「SBI・iシェアーズ・イン…

新NISAを利用して日本株で毎月の不労所得を作ろう

今日は、「新NISAを利用して日本株で毎月の不労所得を作ろう」というのがをテーマです。 新NISAでは積立投資での資産形成がテーマになることが圧倒的に多いが、特に資産形成が一段落した退職層、シニア層にとっては、毎月定期的にインカム収入を得たいという…

全世界株式に投資するならこの3ファンドがお勧め

全世界株式に長期分散投資するのなら、以下の表の3ファンドがお勧めです。 左と真ん中のファンドは、インデックスファンドで、右がスマートベータ運用のファンドです。 スマートベータとは、インデックスとアクティブの間のイメージです。 この3つの違いは、…

金利上昇で銀行株復活か?

x.com 長期に渡って低迷してきた銀行株が復活し始めた。 下記のグラフの通り、長期金利(10年国債)の動きと銀行株の動きは連動している。 ではなぜ、長期金利の動きと銀行株は連動するのだろうか。 銀行は普通預金など短期の金利で預金を集めて、短期(1年…

つみたてNISA対象ファンド追加(2023年9月15日時点)

9月14日、「明治安田DC外国株式リサーチオープン(愛称:DCジェットストリーム)」と「楽天資産形成ファンド(愛称:楽天525)」が「つみたてNISA」の対象ファンドに登録された。 つみたてNISA対象ファンド数は、「指定インデックス投資信託」が209本、「指…

純資金流入額ファンドTOP10(2023年9月4日〜9月8日)

(出所:ウエルスアドバイザー) 国内公募追加型株式投信の先週(2023年9月4日-9月8日)の純資金流入額上位10ファンドは、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が4週ぶりのトップとなったほか、4ファンドが新規にランクインした。 先週新規…

オルカン3兄弟の8月実績

全世界株式に投資するファンドとして有名なのが、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動するインデックス投信である。 純資産額で最大のファンドは、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) で、信託報酬を業界…

純資金流入額ファンドTOP10(2023年8月28日〜9月1日)

国内公募追加型株式投信の先週(2023年8月28日-9月1日)の純資金流入額上位10ファンドは、新規設定ファンドの「みずほ日本オールキャップ株式ファンド」が第2位、「にいがた未来応援グローバル株式ファンド」(愛称:グローカルにいがた)が第8位にランクイ…

アクティブファンド選びで注意したいこと

下記のグラフは、海外株投信で10年以上運用実績があるアクティブファンド174本の収益率分布である。 MSCIコクサイというインデックスファンドの収益率は13%なので、インデックスファンドを上回っているファンドは31本と全体の約20%程度となった。 約80%のフ…

激しさ増すネット証券手数料競争

www.nikkei.com ネット証券最大手のSBI証券と同2位の楽天証券は31日、日本株の売買手数料(現物取引、信用取引)を無料にすると正式発表した。 1注文あたり55〜1070円かかっていたものが無料となる。 SBIは9月30日、楽天は10月1日注文分から開始予定。 2024…

急速に高まるインド株式ファンドへの資金流入

インド株式ファンドへの資金流入が急速に高まっている。 下記のグラフを参照してほしい。 資金流入額は2022年10月の約103億円から、2023年7月には約1,311億円へと10倍以上に拡大している。 (出所:ウエルスアドバイザー) では、なぜ、インド株式は人気なの…

「アクティブETF」6銘柄が9月7日に新規上場

www.wealthadvisor.co.jp 「アクティブETF」6銘柄が9月7日に新規上場する。 アクティブETFは先日記事にも詳細を記載したので、こちらを参照下さい。 nisa.work 上場が承認された3社6銘柄は以下の通り。 シンプレクス・アセット・マネジメント https://www.s…

「eMAXIS Slim オルカン」更に信託報酬引き下げ、コスト競争激化

moneyworld.jp 上記の通り、「eMAXIS Slim オルカン」などの信託報酬を更に引き下げてきた。 これは先日も記事にした「TracersMSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)」、「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」の…

新NISA対応のロボアドとは?

ロボアドバイザー(以下、ロボアド)を知っていますか? ロボアドは資産配分や金融商品の選定、注文、リバランスに至るまで、自動で行ってくれる資産運用サービスです。 運用は人工知能を使ったAIが行います。 投資家がすることといえば、いくつか質問に答え…

新規設定「半導体関連世界株式戦略ファンド」が流入額トップ

7/31-8/4の純資金流入額上位10ファンドは以下の通りとなった。 これは直近で最も売れたファンドのランキングと置き換えても良いであろう。 (出所:ウエルスアドバイザー) 結果は、三井住友トラスト・アセットマネジメントが新規設定した「半導体関連 世界…

「TracersMSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)」が更にコスト引き下げ

下記の通り、以前紹介した「TracersMSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)」が、信託報酬以外に更にコストを引き下げてきた。 nisa.work おさらいであるが、グローバル株式インデックス(全世界株式)で最も純資産が大きいファンドは、「eMAXI…

新NISAで不動産投資(5)

nisa.work 前回はインデックスファンドを確認してみました。 今回はアクティブファンドを見ていきましょう。 国内REITのアクティブファンドは約60種類(分配金の別コース含む)がありますが、その中から以下に投資候補の5銘柄を抽出しました。 5銘柄の抽出条…

新NISAで不動産投資(4)

nisa.work 前回の続きです。インデックスファンドを確認しましょう。 数あるJ-REITのファンドの中から、信託報酬率の低いものから順番に並べて抽出したものが以下の5銘柄です。 (出所:ウエルスアドバイザー) 5銘柄ともベンチマークとしているインデックス…

新NISAで不動産投資(3)

nisa.work 前回の続きです。 前回は、REITに投資するなら、60銘柄から自分で個別に選ぶより、ファンド(投資信託)に任せたら良いのではという話をしました。 では、どのファンドが良いのか、見ていきましょう。 その前に確認しておきたいことは、REITへの投…

新NISAで不動産投資(2)

nisa.work 前回、不動産投資をするなら、まずは、新NISAを利用して、REITへの投資を考えてみてはという話をしました。 今回はその続きです。 REITとは、上場している不動産投資法人のことですが、2023年6月末現在でその数は60社(ETF、インフラ系投資法人除…

新NISAで不動産投資

不動産投資は、不労所得の代名詞です。 比較的安定的に家賃収入が入ったり、インフレに強かったり、節税のメリットが合ったりと資産形成のポートフォリオの中には組み込みたい資産ですね。 ただ、不動産投資といっても大きく分けて、実物不動産に投資する方…

新興国株式投資の重要なポイント

20年後も米国が成長し続けるのか。 新NISAで長期で積立投資をする場合、この観点は気になりますね。 というのも、現在、オルカンで世界の株式市場に投資する場合、自ずと60%が米国株式市場に投資されるから、米国株式市場の成長に左右されるということかと…

「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は、なぜ人気なのか?

国内公募投信を対象として、先週(2023年7月18-21日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が2週連続のトップとなった。 「インベスコ 世界厳選株式…

「米国配当王」登場

米国株式は、株主重視の姿勢が強く、毎年配当を増加する企業が多くあります。 その中でも例えば有名なのが、コカ・コーラですね。 なんと60年連続増配を続けています。 60年前のことはよくわかりませんが、データを辿ってみると、1977年(46年前)からの株式…

投信・ETFスクリーニング(ネガティブチェック)

前回も記載したスクリーニングのポイントをまとめると、以下のような流れとなる。 想定利回りの水準に合った銘柄群を見つける(10〜20銘柄)。 その銘柄群の中で、シャープレシオができるだけ高い銘柄を5銘柄ほどピックアップする。 ピックアップした銘柄に…

投信・ETFランキング(10年シャープレシオ)2023年6月30日時点

日本では、現在約6,000本の投信・ETFのファンドが存在する。 うち、新NISAで利用できるファンドは、つみたて投資枠の銘柄候補が245本、成長投資枠候補銘柄が約2,000本の予定だ。 新NISAでは、この中から投資するファンドを選定することになるが、前回同様ス…

投信・ETFランキング(10年間リターン)2023年6月30日時点

日本では、現在約6,000本の投信・ETFのファンドが存在する。 うち、新NISAで利用できるファンドは、つみたて投資枠の銘柄候補が245本、成長投資枠候補銘柄が約2,000本の予定だ。 つみたて投資枠の候補銘柄は、現在つみたてNISA対象銘柄がそのまま採用される…

毎月分配型ファンドとは?

先週(7月3日〜7月7日)の売れ筋ファンド上位10銘柄は以下の通り。 売れ筋とは、この期間に購入から解約を引いた純資金流入額が多かったファンドの上位銘柄を指します。 (出所:ウエルスアドバイザー) eMAXIS SlimシリーズのS&P500、オルカンなど、人気の…