NISA成長投資枠銘柄候補の一つとして、5年トータルリターンで年利回り38.4%を叩き出している国際株式部門でトータルリターンランキング1位のファンドを紹介します。
下記の「eMAXIS Neo バーチャルリアリティ」というファンドです。
(出所:ウエルスアドバイザー)
このファンドは、米国株式市場に上場している銘柄が投資対象となっているので、そのパフォーマンスをS&P500と比較してみます。
下記のブルーの線が、「eMAXIS Neo バーチャルリアリティ」で、ピンクが「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」になります。
いかがでしょうか。
5年で倍くらいのパフォーマンスの違いがあります。
(出所:ヤフーファイナンス)
このファンドは「S&P Kensho Virtual Reality Index(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すファンドです。
この指数はどんな指数かというと、仮想現実(VR)セクターに従事している企業や、ビジネス戦略の主な構成要素として仮想現実(VR)や拡張現実(AR)関連事業に注目している企業のパフォーマンスを測定するように設計されています。
ChatGPT4で、VRやARをイメージしてみましょう。
こんな感じの画像です。
VRやARの違いはこちらのリンクをみて下さい。
VR(バーチャル・リアリティー)とは?VR(仮想現実)とAR(拡張現実)の違い
画像だけ見ると、SFの世界ですが、もう一つの現実世界、仮想空間(メタバース)の世界も、遠い話ではなく、もうそこまで来ています。
以下は、世界を代表するWeb3.0のメタバースである 「XANA」のリンクとイメージ画像です。
XANA | AI x Web 3.0 Metaverse SocialFi Infrastructure For Billions
近未来って感じですね。
こんな近未来に関連する企業に投資するのが「eMAXIS Neo バーチャルリアリティ」というファンドになります。
投資するのは、米国市場に上場するバーチャルリアリティ関連銘柄で、現在は以下のような20銘柄に投資しています。
(月報より)
このファンドは、テーマを絞って、組入銘柄も20銘柄に絞っており、分散投資というより集中投資になっています。
よって、リスクはかなり大きいです。
上下動の振れ幅は、S&P500の倍以上になります。
相場が良い時は、思いっきり上昇しますが、相場が悪いと、思いっきり下落します。
テーマの業界自体が下火になると、目を当てられない結果を招く場合もあります。
投資するにあたっては、バーチャルリアリティの未来を信じられることが第一条件です。その上で、ポートフォリオの中でのこの銘柄の比率を抑え気味にして下さい。
大きなリターンを目指す方にとっては、役に立つファンドですので、是非、成長投資枠の候補の一つとして考えてみて下さい。