純資金流入額ファンドTOP10(2023年10月16日〜10月20日)

(出所:ウエルスアドバイザー)

 

国内公募追加型株式投信を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2023年10月16日〜20日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、

「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が150億円の資金流入で3週ぶりのトップとなったほか、以下の4ファンドが返り咲いた。

  • 日経225ノーロードオープン
  • ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド
  • たわらノーロード先進国株式
  • eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)

 

全体的には、米国株、世界株、日本株、インド株への投資がランキング入りしており、これまでどおりの流れと同様である。

 

本日は、「ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド」について見てみましょう。

  • 2007年12月26日設定(約15年の実績)
  • 純資産額105,460百万円
  • アクティブファンド
  • ボトムアップアプローチ
  • 設備やエネルギー供給体制等の構築、整備、運営事業および人口増加や所得水準の向上に伴う消費の拡大に関連する銘柄に投資
  • インドルピー建て
  • 販売手数料上限3.3%(税込)
  • 信託報酬1.848%(税込)

 

【トータルリターン】

以下の表の通り、トータルリターンを見ると、5年、10年と期間が長期になると、MSCIインド株式のインデックス指数よりパフォーマンスが劣ってきています。

これはアクティブファンドの信託報酬(コスト高)が影響しているのかもしれません。


同じインド株式に長期間投資したいのであれば、コスト面を考えてインド株のインデックス投信を購入する方が無難かもしれません。

 

同じ大和アセットのファンドで、「iFreeNEXT インド株インデックス」というインデックスファンドが2023年3月に設定されています。

信託報酬も0.473%(税込)と低いので、インド株式に投資したいのであれば、アクティブファンドを購入せず、このようなインデックスファンドを購入すれば十分ではないかと思います。

iFreeNEXT インド株インデックス-ファンド詳細|投資信託[ウエルスアドバイザー]

 

インド株については、以下の記事も参考にして下さい。

nisa.work

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