純資金流入額ファンドTOP10(2023年9月4日〜9月8日)

 

(出所:ウエルスアドバイザー)

 

国内公募追加型株式投信の先週(2023年9月4日-9月8日)の純資金流入額上位10ファンドは、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が4週ぶりのトップとなったほか、4ファンドが新規にランクインした。

 

 先週新規にランクインしたのは、以下4ファンドで、中でも「次世代米国代表株ファンド」(愛称:メジャー・リーダー)は今年初めてのランクイン。

  • 「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)
  • 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VTI)
  • 「次世代米国代表株ファンド」(愛称:メジャー・リーダー)
  • 「ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド」

 

全世界株式(アクティブ、インデックス)、米国株(アクティブ、インデックス)、インド株への資金流入といった大きな流れはこれまでと変わっていない。

 

今回は、今年初めてランキング入りした「次世代米国代表株ファンド」(愛称:メジャー・リーダー)について確認してみよう。

www.am.mufg.jp

 

一言で言うと、米国株のアクティブファンドで、NYダウ構成銘柄(30銘柄)から一部構成銘柄を入替、NYダウ以上のパフォーマンスを目指すファンド。

  • ニューヨーク証券取引所およびNASDAQ市場に上場している企業の株式を投資対象とする。
  • 年4回の分配を実施。原則として、決算日の基準価額水準が当初元本額10,000円を超えている場合には、当該超えている部分について、分配対象額の範囲内で、全額分配を行う。
  • 購入手数料3.3%上限(販売会社によって違う、ネット証券はゼロ)
  • 信託財産留保額(解約時にかかる手数料)なし
  • 信託報酬率1.595%(税込)
  • 販売会社:ネット証券、地銀など多数

 

8月の月報で、気になるパフォーマンスを見てみましょう。

(出所:8月月報)

 

2013年5月の設定来(約10年間トータル)、参考指数のNYダウのパフォーマンスが223.8%に対し、このファンドは266.5%と約43%上回っている。

これはコスト控除後であるから、純粋にNYダウ以上のパフォーマンスを上げていることになる。

保有期間問わず、参考指数のNYダウのパフォーマンスをコスト控除後で安定的に上回っているのを見ると、NYダウインデックスに投資するなら、このファンドに投資するのもありかと思う。

以上、ランキング入りしたファンドの紹介でした。

参考として下さい。