前回、長期投資の場合、日本の中小型株ファンドは成長性の限界があるので、グローバル企業に成長する可能性が高い米国株の方が良いのではないかとの話をしました。
ただ、そんな日本の中小型株でも、上手く長期的に運用できれば、相応のパフォーマンスは目指すことが可能です。
それには個別企業の目利きが必要なので、自分で個別株を探すというよりは、アクティブファンドに任せることをお勧めします。
ではどのようなファンドがあるかというと、参考までに、中小型株の10年リターンが上位の3銘柄を以下に挙げました。
どのファンドも10年で年平均17%〜22%の利回りを稼ぎ出しており、非常に優秀なファンドだと思います。
目利き力のあるファンドマネーシャーがいるんだなと想像できます。
経費率は年1.6%~1.8%かかっていますが、自分で30〜40銘柄を探して投資して、定期的に銘柄を入れ替えていく手間を考えれば、このコストも安く感じるのではないでしょうか。
どうしても、日本の中小型株に投資したい場合は、個別株を自分で選んで投資をするというよりは、中小型株のアクティブファンドに任せましょう。
その際は、下記の3ファンドのように、長期の実績でパフォーマンスの良いファンドから選んで下さい。
(出所:ウエルスアドバイザー)