学ぶ-株式

株主還元26兆円を掴み続けよう:長期投資における投資行動の重要性

www.nikkei.com 2023年度の自社株買いは、初の10兆円超えで2年連続過去最高を更新しました。 配当では約16兆円を還元するので、株主還元は併せて26兆円を超えそうです。 日本の上場企業の手元資金は2023年12月末で106兆円あり、業績も好調なため、株主還元の…

ハイテク企業「マグニフィセント7」の株価と米国株式の影響

これまで、世界の株高をリードしてきた米国を代表するハイテク企業「マグニフィセント7」の株価が揺れています。 「マグニフィセント7」とは、アップル[AAPL]、マイクロソフト[MSFT]、アルファベット、アマゾン・ドットコム[AMZN]、メタ・プラットフォ…

80億円投資家テスタの長期保有日本株42銘柄とは?

日本のカリスマ投資家といえば、テスタ氏。 テスタ氏は、2005年に300万円を元手に投資をスタートして以来、19年間投資を続け、累計利益は80億円を超えるという人気カリスマ投資家です。 彼は、長期的な値上がり益を見込んで購入し、基本は放置する投資スタイ…

日本株割安の理由:バフェットの起債から読み解く

www.bloomberg.co.jp 世界一の投資家であるウォーレンバフェットが率いる米バークシャー社が、円建て社債の発行を計画しています。 この情報が出ると、大手商社株がこぞって2-3%上昇しました。 実は、米バークシャー社は、三井物産、三菱商事、住友商事、伊…

株主還元最高の25兆円、日本株を持たざるリスク

www.nikkei.com 2024年度の日本企業の株主還元は最高の25兆円になります。 株主還元は、自社株買いと配当になりますが、配当だけでも約16兆円になるようです。 個人は日本株の20%を保有するので、約3兆円が個人の財布に入る計算になります。 当然ながらこの3…

インド株式市場が過去最高値更新!!中国に代わりに新興国株の受け皿に

昨日は日経平均株価が4万円を突破して、勢いづいています。 ここ5年間の主要株式指数の動きを見ると、日本以上に勢いづいている国があります。 それが、インドです。 以下のグラフは各国の主要株式指数の過去5年間の値動きを表しています。 日米の株式指数の…

投資家ウォーレン・バフェットの警告

www.nikkei.com 世界一の投資家といえば、ウォーレン・バフェット氏に間違いないであろう。 彼が率いる米投資会社がバークシャー・ハザウェイの株主向けに毎年出している手紙「株主への手紙」で、米国内外の株式相場の高騰は「カジノ的」だと警鐘を鳴らしま…

日経平均株価の歴史的高値更新

jp.reuters.com 日経平均株価の歴史的高値更新 日経平均株価の成長軌道 日本株上昇の背景 日本経済の3大課題の克服 脱中国:半導体産業の復活 脱デフレ:賃上げの推進 脱預金:新NISAの導入 まとめ:日本経済の復活に期待 日経平均株価の歴史的高値更新 日本…

25年間で約880倍上昇の「エヌビディア」の恩恵を受けるには?

forbesjapan.com エヌビディアはもともとゲームなどのリアルタイム画像処理に利用されるプロセッサ(GPU)に特化した米国の半導体メーカーで、今は、生成AIを動かす半導体チップ技術における最も卓越したメーカーに発展しています。 生成AIには、このエヌビ…

新NISAで注目度上昇、企業の経営改善に期待

www.nikkei.com 東京証券取引所は15日、コーポレート・ガバナンス(CG)報告書で対応策を開示した企業の一覧表を公表しました。 リンクはこちらです。 「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示企業一覧表の公表について | 日本取…

日本企業のPBR改善が市場に与える影響と投資家の期待

www.nikkei.com 1. 東京証券取引所の要請とPBR改善の目的 2. PBRの定義と重要性 3. 東証の経営改善への取り組みとその背景 4. 企業への影響とコーポレート・ガバナンス報告書の公表 5. 市場への影響と投資家の期待 1. 東京証券取引所の要請とPBR改善の目的 2…

インフレ時代の有効な選択肢:高配当株投資

イントロ 高配当株とは インフレ環境下での高配当株の役割 投資家が得る恩恵 投資戦略の重要性 結論 イントロ 昨年、世界経済は急激なインフレという大きな波に直面して、日本以外の各国は利上げで対応してやや沈静化しましたが、今もなおインフレは継続して…

上場企業、今期配当最高16兆円、家計に4.5兆円効果

日本の上場企業の今期株主配当が、過去最高の約16兆円になる見通しだ。 2023年3月末の主体別株式保有状況を見ると、個人約18%、投資信託で約10%の計28%なので、約4.5兆円(16兆円×28%)が家計に恩恵をもたらす。 2022年度株式分布状況調査の調査結果について…

資産運用を安定させるポイント

資産運用はリスクが伴うものですが、この資産運用を安定させるポイントはいくつかあります。 その中でも、個人投資家だからこそできる最大の効果をもたらす方法は、長期投資ではないでしょうか。 機関投資家と言われるプロは、比較的短期間で投資成果を期待…

世界の工場の受け皿で成長するベトナム

www.wealthadvisor.co.jp 現在、中国の次の成長国はインドということで、インド株に投資が集中している。 インド株に資金が集中していることもあって、インド株は特に割安という状況ではな区なってきた。 では、インドの次に成長を狙える国があるのだろうか…

日本株投資におすすめの戦略:ダウの犬とは?

日本株投資におすすめの戦略:ダウの犬とは? www.nikkei.com 新NISAの投資として、やはり身近な日本株に投資したいという人も多いであろう。 でも何の銘柄にどれだけ投資したら良いかなかなか決めきれないと思う。 その時は、日本版「ダウの犬」戦略という…

日経平均株価33年ぶり高値更新

www.nikkei.com 日経平均株価が、33年ぶりの高値を付けたそうだ。 世界の株式市場で日本株のパフォーマンスは良好。 2022年末か〜23年11月17日の上昇率で見ると、日経平均株価指数:29%上昇、米S&P500種株価指数:18%上昇で、S&P500を上回っている。 これは…

新NISA対応のソフトバンク社債型株式とは?

以下は11月2日に上場したソフトバンクの社債型種類株式の値動きである。 上場時は4,000円で現在価格は4,029円。 この社債型株式とは何か? これは日本発の上場になるらしいが、簡単に言えば、株式と社債の中間のような商品だ。 利率は5年2.5%、今年3月に発行…

個別株式投資に挑戦する際の心構え

www.bloomberg.co.jp WeWorkが破綻した。 これはソフトバンクG(孫さん)が惚れ込んで、ソフトバンクGの投資ファンドで多額の資金を拠出した企業だ。 もともと、未上場のユニコーン企業で、IPO申請前には未上場ながら470億ドル(約7兆円)の価値がついていた…

日本の中小型株ファンド10年リターントップ3

前回、長期投資の場合、日本の中小型株ファンドは成長性の限界があるので、グローバル企業に成長する可能性が高い米国株の方が良いのではないかとの話をしました。 ただ、そんな日本の中小型株でも、上手く長期的に運用できれば、相応のパフォーマンスは目指…

日本の中小型株投資は有効か

新NISAは長期間の運用となるので、特に成長枠投資については、少しでも高いパフォーマンスを狙いたいところです。 より高いパフォーマンスを狙いたいのであれば、中小型株は狙い目になります。 それでは、日本の中小型株の長期パフォーマンスを見てみましょ…

日本版配当貴族指数「日経連続増配株指数」とは?

以前も紹介したように、米国株指数に配当貴族指数というものがあります。 S&P 500配当貴族指数とは、S&P 500指数構成銘柄のうち、以下を基準に作成されたインデックスになります。 25年以上連続で増配している銘柄が対象 時価総額30億米ドル以上 各銘柄のウ…

世界株式に投資する理由は?

長期で積み立て投資する場合、世界株式全体に投資するインデックスを購入すれば良いという話を聞くけど、なぜでしょうか? 長期的にみると、世界の経済成長(GDP)と世界株式の動きは相関(連動)していることが重要なポイントになります。 以下は世界のGDP…

株式はハイリスクで危険なのか?

前回、資産形成プランを立ててみよう(後編) - 新NISAで資産形成 において、積み立てる資産は株式(インデックス)にしようという話をしました。 なぜ、株式(インデックス)なのかというと、リターン6~7%で運用が可能で流動性の高い資産は株式しかないか…