昨日は日経平均株価が4万円を突破して、勢いづいています。
ここ5年間の主要株式指数の動きを見ると、日本以上に勢いづいている国があります。
それが、インドです。
以下のグラフは各国の主要株式指数の過去5年間の値動きを表しています。
日米の株式指数の動きも強いですが、より上をいくのがインド株です。
なんと、5年間で101%上昇しています。
一方で、中国本土の上海株式指数や中国株が多い香港株式指数は冴えない動きで勢いはありません。
(出所:google)
ここで各国の主要株式市場の時価総額(2月末)を見てみましょう。
主要市場の時価総額(2月末、単位:ドル)
順位 | 国・地域 | 時価総額 |
1 | 米国 | 53兆3825億 |
2 | 中国本土 | 7兆5254億 |
3 | 日本 | 6兆6355億 |
4 | 香港 | 4兆9828億 |
5 | インド | 4兆5986億 |
6 | フランス | 3兆3568億 |
7 | 英国 | 3兆214億 |
8 | サウジアラビア | 2兆9930億 |
9 | カナダ | 2兆6402億 |
10 | ドイツ | 2兆2998億 |
相変わらず、米国が圧倒的ですが、5位にランキング入りしたインドが第4位の香港に迫る勢いです。
先ほどの過去5年の値動きから考えると、インドが経済成長が低迷している中国の受け皿になっていると思われます。
インド株式市場は過去最高値更新して、予想PERも25倍まで上がって来ています。
やや期待先行ではありますが、これからも新興国株の投資資金の受け皿として、中国の代わりにインドが選ばれていくので、中長期視点ではこれからも買いだと思います。
新興国市場は先進国市場と比べリスクが大きいので、積立など時間分散で投資することをお勧めします。
(参考)最近のインド株記事まとめ