日本の半導体企業の再評価とAI市場の成長

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日経平均株価は年末から約20%上昇して4万円台に迫る勢いです。

牽引役は、半導体銘柄と思われます。

 

下記は、「日経平均株価」と「ETF:GX半導体関連日本株式」の年初来の価格比較です。

「ETF:GX半導体関連日本株式」が年初来33%上昇して、日経平均株価を牽引しているのがわかると思います。

2024年注目の国内半導体関連ETF!「GX半導体関連-日本株式」 - NISAで資産形成

 

 

半導体チップ製造そのものは、台湾、韓国、米国などがシェアを握っていますが、実は半導体製造装置、半導体部材については各々約30%、約50%と日本がトップシェアを握っています。

 

半導体チップを製造するには、日本企業がなくては作れないという状況です。

 

半導体チップ製造に比べれば、日本企業が担当している範囲は、付加価値が高い分野なので、日本企業はより儲かるところ(利益率の高いところ)を請け負っているのです。

 

特に、大量のデータを処理するAI向けの先端半導体は微細化や集積技術がカギを握ります。

複雑な製造工程に応えられる日本の装置や部材がより欠かせなくなります。

 

日本の半導体企業は半導体製造の黒子ではありますが、再評価をすべき時に来ているのではないでしょうか。

 

以下、半導体関連の参考記事です。

AI市場の成長の鍵を握るのは日本? - NISAで資産形成

「日の丸半導体復活」に投資する? - NISAで資産形成