純資金流入額ファンドTOP10(2023年8月28日〜9月1日)

 

 

国内公募追加型株式投信の先週(2023年8月28日-9月1日)の純資金流入額上位10ファンドは、新規設定ファンドの「みずほ日本オールキャップ株式ファンド」が第2位、「にいがた未来応援グローバル株式ファンド」(愛称:グローカルにいがた)が第8位にランクインした。

 

また、新規設定以外では、「グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド」(愛称:健次)が第3位、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が第9位に新規ランクインした。

 

その他、全世界株式(アクティブ、インデックス)、米国株、インド株への資金流入といった大きな流れはこれまでと変わっていない。

 

(出所:ウエルスアドバイザー)

 

今回は、新規設定の2銘柄について確認してみよう。

 

みずほ日本オールキャップ株式ファンド|ファンド情報|アセットマネジメントOne

一言で言うと、日本株のアクティブファンドで銘柄選定方法など特に目新しさはない。

  • 国内企業の全上場銘柄が対象で、今後も日本を根幹で支えることができると判断した企業や、今後の成長を担うことが見込まれる企業の株式に投資する。
  • 徹底したボトムアップで投資銘柄を80〜120に絞り込み
  • 6月末時点のモデルポートフォリオの組入比率上位は、『信越化学工業』2.1%、『ジャパンマテリアル』1.7%、『ルネサスエレクトロニクス』1.7%など。
  • 業種別組入比率は以下を参照

  • 購入手数料3.3%上限(販売会社によって違う)
  • 信託財産留保額(解約時にかかる手数料)0.3%
  • 信託報酬率1.4575%(税込)
  • 販売会社:みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券

 

にいがた未来応援グローバル株式ファンド【愛称:グローカルにいがた】 | 明治安田アセットマネジメント株式会社

一言で言うと、地域を応援する要素を入れたファンドで特徴はあるが、地域を絞り込みすぎるとなかなかパフォーマンスを出すのは難しいのではないか。それでも新潟を応援したい人向きのファンド。

  • 日本を含む世界の企業の株式に分散投資する。
  • 基本配分比率は、新潟県に本社・工場・店舗などを有する「にいがた関連株式」に20%程度、高い配当利回りが期待できる「高配当日本株」に30%程度、持続的な成長が期待できる世界各国(日本を除く)の企業からなる「外国株式ポートフォリオ」に50%程度とする。
  • ファンドが収受する運用管理費用(信託報酬)の一部を「新潟県の未来づくり」への貢献が期待できる団体に寄附を行う。
  • 購入手数料3.3%上限
    信託財産留保額(解約時にかかる手数料)なし

  • 信託報酬率1.463%(税込)

  • 販売会社:第四北越証券

 

以上、新規設定ファンドの紹介でした。

参考として下さい。