オルカン3兄弟の8月実績

 

全世界株式に投資するファンドとして有名なのが、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動するインデックス投信である。

 

純資産額で最大のファンドは、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) で、信託報酬を業界最低水準にすることにより、純資産額を伸ばしてきた。

 

この全世界株式(通称:オルカン)の市場に、4月26日、日興アセットが、「TracersMSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)」で、7月10日、野村アセットが、「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」で業界最低水準の信託報酬というコンセプトで参入してきた。

 

以前も記事にしているので、参照下さい。

nisa.work

 

私は、この3つの商品をひっくるめて、オルカン3兄弟と呼んでいる。

 

では、このオルカン3兄弟の8月のパフォーマンスを見てみよう。

当然ながら、販売網も多く、ブランドも立っている 「eMAXIS slim」 の一人勝ちの状況。

 

8月の積立の件数では、下記の記事の通り、野村の「はじめてのNISA」が10位以内にランキングしてきた。

(出所:ウエルスアドバイザー)

 

以上、オルカン3兄弟の8月の実績でした。

基本的には商品性はどれも一緒ですので、どの銘柄を購入しても問題ないですが、やはり純資産額が多く、人気の「eMaxis slim」が売れ続ける状況に変わりはないなと思います。