金利上昇で見直すべきものは?

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12日、長期金利(10年国債利回り)が0.72%まで上昇した。

これは2014年1月以来の水準。

 

これは、日銀が2016年1月に導入したマイナス金利(短期金利)を年明けにも解除するのではないかとの思惑が出ているからだ。

 

世界はインフレ傾向を受けて、既にどこの国も、マイナス金利を解除したり、短期金利の利上げに動いて、最後まで残っていたのは日本であった。

いよいよ日本の金利が上昇し出すので、日本および世界のマーケットに与える影響はかなり大きいと思う。

 

具体的には、以下のようなことが起こるであろう。

世界金利の更なる上昇、円安の修正(円高)、国内債券の金利上昇(価格下落)、不動産価格の下落、住宅ローン金利負担の上昇(変動金利)、債務の多い企業の株価の下落などなど。

 

今一度、このようなことに備えて、自分の金融資産や実物資産のポートフォリオを見直してみたらどうかと思う。

 

個人で最も影響が大きいのが、住宅ローンや投資用不動産のローン金利であろう。

長期の借入でかつ債務が大きい分、少しの金利上昇でも利払い負担が大きく変わってくる。

長期固定金利(35年など)で借りているものは、影響を受けないので心配いらないが、変動金利はすぐにでも影響を受けるし、5-10年の固定金利も金利見直しの際に影響を受けるので、このタイミングで契約の見直しを検討したら良いと思う。

結果見直ししないにしても、このタイミングで検討することは重要かと思います。

 

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