純資金流入額ファンドTOP10(2023年10月2日〜10月6日)

 

(出所:ウエルスアドバイザー)

 

国内公募追加型株式投信を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2023年10月2日-6日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は322億円の純資金流入となり、先々週(9月25-29日)の4位から浮上し、9月11-15日以来3週ぶりのトップとなった。

 

先週新たにランクインしたのは、以下の3ファンド。

  • 「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」
  • 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」
  • 「イーストスプリング・インド株式オープン」

この他には、引き続き日本株投信が比較的多くランクしている。

日経平均株価が9月15日33,533円の直近高値から下落を続けており、10月4日には30,526円と節目の30,000円に近づきそうなこともあり、この下落したタイミングで購入したかったということであろう。

他、世界株、インド株への流入の傾向はこれまで通り。

 

日本株4.3倍ブルが2つランクインしているが、これらはレバレッジをかけたリスクの高い商品で主に短期トレードの方向け。新NISAでは積立枠、成長枠両方とも対象にはならないので要注意。

そもそも資産形成に向かない商品なので、投資はしない方が良い。

以下の記事を参照下さい。

楽天で人気の「日本株4.3倍ブル」はやめとけ - NISAで資産形成

 

あとは、いつも常連である「インベスコ世界厳選株式」と「アライアンス・バーンスタイン米国成長株」の投信の直近パフォーマンスをインデックスファンドの「オール・カントリー」と比較してみてみよう。

 

赤丸で囲った直近1年の「インベスコ世界厳選株式」のパフォーマンスを見てみると、トータルリターン、シャープレシオとも、他の2つのファンドを大きく上回るパフォーマンスを出している。

 

グラフでみると、下記の通りパフォーマンスの違いがよくわかる。

では、なぜこのような違いが出るのでしょうか。

 

これは、同じ世界株のアクティブファンドでも以下の通り、投資対象に違いがあるからです。

  • 「インベスコ世界厳選株式」:バリュー株式(本来の価値から見て割安な株式)
  • 「アライアンス・バーンスタイン米国成長株」:グロース株式(業績や利益の成⻑率が⾼く、.今後も⾼い成⻑が⾒込まれる株式)

今のような混乱期の相場は、バリュー株式優位の相場と言えるでしょう。

インデックス+αのパフォーマンスを望まないのであれば、世界株は「オール・カントリー」のようなインデックスで十分ではないでしょうか。

 

以上、ランキング入りしたファンドの紹介でした。