純資金流入額ファンドTOP10(2023年10月10日〜10月13日)

(出所:ウエルスアドバイザー)

 

国内公募追加型株式投信を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2023年10月10日〜13日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、

「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」が238億円の純資金流入と2週連続のトップとなったほか、以下のファンドが先々週に続いてトップ10入りした。

  • eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
  • インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

先週新たにランクインしたのは、以下の4ファンド。

  • イーストスプリング・インド消費関連ファンド
  • 日本好配当リバランスオープン
  • 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

以下は参考までに先週のランキングです。

nisa.work

 

全体的には、米国株、世界株、日本株、インド株への投資がランキング入りしており、これまでどおりの流れと同様である。

 

今回は日本株で1つランキングで返り咲いた「日本好配当リバランスオープン」をみてみよう。

このファンドは、日経500種平均株価採用銘柄(主に会社の資産が大きく、流動性が高い銘柄)の中から、予想配当利回りが高い順に70銘柄程度組み入れし、月1回リバランスしてくれるファンドです。

特に、ファンドマネージャーが1社1社企業を分析して投資している訳ではなく、このような単純な仕組みで投資をしています。

 

このファンドの直近1年の成績をみると、シャープレシオが4.73で日本株全ファンドの中で、16位にランキングしています。

かつリターンも40%を超える成績です。

同様の成績のファンドを5つ下記に挙げました。

どれも配当利回りの高さや割安度を重視したファンドになっています。

日本株は今はバリュー株人気というのがわかります。

同様のファンドはいくつかあるので、このように比較しながらよりベターなファンドに投資していきましょう。