ネット証券の投信積立契約件数ランキング(2023年6月)

 

(出所:ウエルスアドバイザー、7月4日付ファンドニュース)

 

ウエルスアドバイザーより6月のネット証券の投信積立契約件数ランキングが発表された。

ランキング表の通り、10位のうち、eMAXIS Slimシリーズが5つランクインと引き続き人気は衰えていない。

資産クラスでは、全世界株式4本、S&P500 2本と、引き続き全世界株式とS&P500のインデックスが人気である。

 

また、近年、市場では中国の次の成長大国として注目されるインド株に資金が流入しているが、これを反映して積立投資でも、「iFreeNEXTインド株インデックス」が人気でランキングも上げてきている。

 

インド株がなぜ注目されるのか、以前の記事でも書いているので、以下のリンクを参照して下さい。

 

nisa.work

 

この他に、10位には新しく6月に販売となったばかりの「SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド」がランクインした。

このファンドも先日の記事に書いているので、以下のリンクを参照して下さい。

 

nisa.work

 

来年1月からの新NISAを控えて、運用会社各社から「つみたて投資枠」、「成長投資枠」に対応した新ファンドの発表がこれからも続くであろう。

 

これまで、積立といえば「オルカン」「S&P500」の2択であったが、新しい投資対象として「iFreeNEXT インド株インデックス」や「SBI・V米国増配株式インデックス・ファンド」がランクインしてきているように、積立ができ、信託報酬が安い特徴あるファンドが登場して人気となっている。

 

運用会社による商品競争が起こることは受益者の個人投資家にとっては、とても良い環境である。

あとは、よく研究もしながら、間違いない銘柄選択をしていきたいですね。

 

これからも、新ファンドについてはできるだけ追っかけていきたいと思うので、このブログを参考としていただければと思います。