新NISAで不動産投資

不動産投資は、不労所得の代名詞です。

比較的安定的に家賃収入が入ったり、インフレに強かったり、節税のメリットが合ったりと資産形成のポートフォリオの中には組み込みたい資産ですね。

 

ただ、不動産投資といっても大きく分けて、実物不動産に投資する方法と金融商品(REITなど)に投資する方法の2つに分かれます。

どちらもメリット、デメリットがありますが、投資初心者の方なら、まずは新NISAを利用したREITへの投資から始めれば良いかと思います。

 

現在、国内のREITに投資をすると、利回りは4%くらい取れます。

日本の代表的な不動産(オフィスビル、商業施設、物流倉庫など)に投資することになるので、家賃収入(分配金)の安定性は十分です。

 

この4%の分配金は、もちろん受け取ることもできますが、資産を雪だるま式に増やしたいのであれば、再投資に回すと効率的です。

新NISAを利用すれば、分配金に税金(通常は約20%)はかかりませんので、再投資の効果は大きいです。

 

以下の記事では、100万円を20年間4%のリートに投資した場合の資産形成のシミュレーションを載せています。

 

新NISAを使って非課税で再投資すると、100万円が20年間で219万円になりますが、新NISAを使わないで分配金を受け取ってしまうと、164万円という結果になりました。

複利効果と節税効果を利用することで、55万円も多く資産を増やせるということです。

 

www.nli-research.co.jp

 

このように、新NISAを利用してREITに投資をすることのメリットは理解できたと思います。

今回は、国内のREITのみを考えます。

海外REITもありますが、為替リスクの問題やカントリーリスクの問題が大きく関わってくるので、初心者の方は手を出さない方が無難かと思います。

 

ただ、国内REITといっても色々種類があるし、何に投資したら良いか迷うと思います。

次回は、国内REITについて詳しく見ていきましょう。