不動産クラウドファンディング VS J-REIT

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不動産投資の一つの方法として、不動産クラウドファンディングが流行っています。

少額(1万円)から始められる、利回りが定期より高い、1〜2年くらいの短期間の投資、家賃や売却損を一定額保証するスキームで安全、自分で不動産を選べるなどメリットを強調する謳い文句で、皆さんも心が動かされるのではないでしょうか。

 

不動産クラウドファンディング大手の最近の物件を見てみましょう。

 

ファンド総額4億円、東京都中央区のレジデンス物件で、想定利回り4%(インカム2.2%、キャピタルゲイン1.8%)、期間2年(途中売却は難しい)。

おお、一見、銀行預金に預けておくより良さそうですね。

 

では、J-REITと比べて見ましょう。

日本で最も大きいREITの日本ビルファンドです。

ファンドの総額1兆円、オフィスビル70棟所有、分配金(インカム)利回り3.87%、期間は特になし(いつでも市場で売却可能)。

 

まず、家賃、価格面でどちらの物件が安定しているでしょうか?

当然、日本ビルファンドです。

新富町の物件は一部保証の仕組みは付いていますが、そもそも保証してる会社が潰れてしまったら意味がないので、物件自体を見るべきだと思います。

 

次に、流動性(売却しやすさ)はいかがでしょうか?

市場でリアルタイムで売買できますから、当然、日本ビルファンドです。

 

最後に、利回りはいかがでしょうか?

日本ビルファンド3.87%(インカムのみ) VS 新富町4%(インカム2.2%+キャピタルゲイン1.8%) 

家賃(インカム)だけで見ると、当然、日本ビルファンドです。

 

税金は、両方とも利益に対して約20%差し引かれるので、この点は同じです。

 

結論、利回り4%程度の不動産クラウドファンディングに投資したければ、日本ビルファンドなどのJ-REITに投資すれば良いと思います。

 

不動産クラウドファンディングの物件はピンキリなので、中には10%以上利回りが出るものもあるでしょう。

J-REITで最も利回りの高いもので5.5%くらいなので、10%以上利回りが確保できるのであれば、検討に乗ってくるかもしれません。

ただ、その分、物件のリスクは高くなりますので、不動産知識のない人が、あえてそこまでリスクを取らなくても良いのではと思います。

 

投資初心者の方で不動産に投資するなら、まずはJ-REITのインデックス投信への投資をお勧めします。

平均利回り4%、1万円から投資が可能、新NISAが利用できる(20%の税金がかからない)。

メリットが多いですよ。