日経平均株価が史上最高値を更新、まだ上昇余地はあるのか?

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祝日明けの21日、日経平均株価の終値は19日比812円06銭高の40,815.66円と、約2週間ぶりに史上最高値を更新しました。

 

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのラリー・フィンク会長は21日、「日本経済は本格的な好循環に入った。日本株にはなお上昇余地がある」と語りました。

 

日経平均株価は最高値を更新し4万円台となっているが、「円安が進んだ分、ドル建てでは割高とはいえない」と指摘。「まだ上昇余地がある」との見通しを明らかにしました。

 

同社はグローバルな資産運用で日本株について「強気」の判断を示しているが、こうした認識を継続する構えのようです。

 

ドル建て日経平均株価を見てみましょう。

 

赤色がドル建て日経平均株価で、ピンク色が円建ての日経平均株価です。

 

確かに円建てでは2021年から急激に上昇して、史上最高値を更新していますが、ドル建てで見ると、2021年の高値を超えてませんね。

 

 

海外投資家は日本株に投資する際は、基軸通貨であるドル建ての動きを見ますので、米ブラックロック会長が言うように、まだ上昇余地があるように見えるのでしょう。

 

また、今回の日銀のマイナス金利の解除を受けて、大手銀行はじめ一斉に普通預金金利を引き上げてきています。

 

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上げ幅は20倍といっても、もともとが0.001%と低かったので、それが0.02%になったくらいで絶対値をしては大したことはないですが、金利のない世界から金利のある世界に変わったというメッセージは大きいと思います。

 

日本のタンス預金は約60兆円ありますので、この資金が動き出す可能性が高いです。

 

もし、NISAを利用して少しでも運用に回れば、日本株の上昇を後押しするのではないでしょうか。

 

日本株は円建てでは史上最高値を付けていますが、ポートフォリオでの日本株のウエイトは高く維持したままで良いと思います。

 

淡々とドルコスト平均法で日本株に投資していきましょう。

 

以下、過去記事です。

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