72の法則
72の法則とは、資産を複利で運用して2倍にするために、何年かかるかを暗算するための計算式です。具体的に計算してみましょう。
- 72➗利回り1%=72年
- 72➗利回り2%=36年
- 72➗利回り4%=18年
- 72➗利回り8%=9年
- 72➗利回り12%=6年
100の法則
100の法則とは、資産を単利で運用して2倍にするために、何年かかるかを暗算するための計算式です。具体的に計算してみましょう。
- 100➗利回り1%=100年
- 100➗利回り2%=50年
- 100➗利回り4%=25年
- 100➗利回り8%=12.5年
- 100➗利回り12%=8.3年
利回りの設定をどうするか
具体的な計算でもわかるように、複利と単利では、複利の方が資産を2倍にする期間が短くなっています。
複利で運用した方が有利ということです。
ちなみに、今、普通預金の金利は高いところでも0.2%です。
運用しないでこの0.2%の普通預金に置いておくと、複利で資産を倍にするには何年かかるでしょうか?
・・・72➗利回り0.2%=360年
これでは老後の資金を作るにも、老後が終わってしまいますね。
長期の資産運用は、利回りに大きく影響を受けるというのがわかりますね。
資産運用する際は、まずこの利回りを何%に設定するかが重要ということです。