3つ目の知恵になります。
「蓄えたお金に稼がせる」
解説していきましょう。
いかがですか、収入の少なくとも10分の1を使わないで取っておくことで、財布は膨らみ始めましたか。
ただ、これは豊かさに向かう旅の単なる始まりにしかすぎません。
財布にお金をおいておくだけでは、1銭も稼ぐことはできません。
私たちが本当に豊かになるには、その財布の中身である蓄財に仕事をさせ、稼がせなくてはなりません。
特別な収入が次々と流れ込んでくる経路をいくつも設置することが重要です。
いわゆる投資です。
現代で言えば、株式投資の配当収入であったり、不動産投資の家賃収入などがこれにあたります。
あなたが仕事をしていようと、旅に出ていようと、休みなくあなたがたのもとに流れ込んでくる収入(不労所得)。これこそがあなたがたの誰もが手に入れたいと願ってやまないものなのではありませんか?
この収入経路を設置して、流れ込んでくる収入をさらに投資に回していくのです(複利運用)。
そうすると、その収入がまた収入を次々と産み出します。
お金は妥当な働き場所を与えてやりさえすれば、一緒にそこで働く子孫をどんどん増やしていきます。
最後に今日学んだ大事な知恵です。
「あなたがたのお金を、あなたがたのために働かせる。そのお金の増えつづける子孫たちも、同じように働かせる。そうすればやがて、彼らが休みなく稼ぎ出すお金が、あなたがたのもとに、大量に、止めどなく流れ込んでくるようになる」
いかがでしょうか。
もう少し深く学びたければ、この本を読んでみて下さい。
読むのが億劫であれば、Audibleで通勤中、家事しながら、散歩しながら聴いてみると良いと思います。