世界の株式市場で最も有望な銘柄が集まっているのは、当然ながら米国株式市場です。
以下の図表を見て下さい。
米国株式市場の大きさ、銘柄の大きさは、圧倒的ですね。
(出所:外国株式投資の魅力、岡三証券作成)
レポートリンク(凄くわかりやすいので参考にして下さい)
https://www.okasan.co.jp/marketinfo/knowledge/pdf/attractive_foreign_stock.pdf
この米国株式市場に投資する場合、有名なファンドは、S&P500インデックスファンドになります。
簡単に言えば、米国株式市場の中で時価総額が大きい500の銘柄を指数化したものです。
これを買っておけば、米国株式市場の時価総額の80%をカバーできると言われてます。
つまり、米国株式市場の成長の80%を享受できるということです。
では、このファンドの売れ行きはというと、物凄く人気のファンドとなっていて、下記のグラフの通り、残高上位4本のファンド合計で、現在3兆円の残高に達しています。
パフォーマンスはというと、5年リターン年率15.2%と長期投資に十分な成績です。
通常、グローバル株式の長期リターンというと6〜7%が目安です。
では、これを上回るリターン(5年)を叩き出した米国株式ファンドはあるのでしょうか。
じゃーん、以下の表の通り、5つのファンドがありました。
どれも、銘柄を絞り込んだアクティブファンド系ですね。
この中でも1位のiFreeNEXT FANG+インデックス / 大和アセットマネジメント株式会社
のリターンは圧倒的です。
このファンドの最新の月報を見ると、投資銘柄は10銘柄しかありません。
S&P500指数が500銘柄ですから、かなり絞り込んでますね。
リターンが高いということは当然ながら何かしら高いリスクを取っているということです。
過去のリターンの高さだけ見て飛びつかないようにしましょう。
次回はリスクを含めたパフォーマンスを見ていきます。