NYの金価格が史上最高値となる1トロイオンス2,200ドルを突破しました。
有事の金と言われるように、歴史的に金は安全資産の一つとしてとして捉えられてきました。
この金価格が上昇する時は市場で何か警戒すべきことが起こっている裏返しでもあります。
米株価と金価格の動きを見ると、下記の通り、株が天井を付け出し、代わりに金価格が急激に上昇しているように見えます。
では、この動きは何に対する警戒なのでしょうか。
以下の記事をご覧下さい。
ちょうど1年前に米国のシリコンバレー銀行(SYB)が突如破綻したのを覚えていますか。
これに連鎖して米地銀が破綻して取付騒ぎが起きそうになりました。
そして、この信用不安を抑えるためにFRB(中央銀行)が取った緊急対策がこの制度でした。
これで米国銀行の信用不安は一旦は収まりました。
あれから1年が経ち、この緊急貸出制度を3月11日に終了する予定なので、市場は終了して大丈夫なのかと心配しているわけです。
右肩上がりの株価に慣れていると、株式のリスクを忘れがちになります。
こんな時、資産を分散してポートフォリオを構築しておくと、このリスクを抑えられます。
株式と反対の動きをするのが、債券や金 という資産になります。
このブログでは特に金との資産分散を推奨しています。
以下に先日の記事も載せたので、改めて資産分散の重要性を確認してみて下さい。