前回の記事で米国株式と金のポートフォリオの話をしました。
では、金資産を実際のどのように保有したら良いのでしょうか。
大きく分けて2つの方法があります。
- 金の現物を購入する。
- 金価格に連動した投資信託やETFを購入する。
1の方法は、よく純金積立の宣伝を見ると思いますが、田中貴金属などの貴金属業者や銀行、証券会社で取り扱っている商品です。
この方法のメリットは、実際に純金を引き出して手元に保管することができることと、50万円までの利益であれば特別控除で非課税になるということです。
デメリットは、売買に係る手数料がやたらと高いことと、50万円以上の利益が出ると、税金の申告が面倒ということです。
よって、基本おすすめしません。
現物の金を海外に持ち出したいのなら別ですが・・・
次に2の方法です。
これは投信口座や証券口座で購入できるので、簡単ですね。
手続きが簡単、NISAで非課税になる、手数料が安いとメリットが大きい。
一方デメリットは、金の現物の引き出しができない、金価格に連動した商品の供給者のリスクを被る場合があるということです。
後者のリスクの確率は非常に小さいと思います。
1、2の方法を比較すると、2の方法がベターです。
具体的な商品は、投資信託で以下の3商品を選んでいますが、どれも金のインデックスと同様のパフォーマンスを目指す商品なので、ほとんど変わりはありません。
コストが安いものを選べば良いと思います。
このような金の商品を資産に組み込むことも検討してみる価値ありですね。