先日、外貨預金をお勧めしない理由という記事を書きました。
おさらいですが、お勧めしない理由は主に以下の3点です。
- 元本保証ではない
- 為替手数料がかかる
- 税金がかかる
では、なぜ、外貨預金で運用するのでしょうか。
私には良くわかりませんが、恐らく以下の理由からかと思います。
- 預金という商品でわかりやすい
- 銀行預金なので、信用力がある(銀行の破綻リスクのみ)
- 円より金利が高い
- 円安の時に、為替差益が得れる
もし、外貨預金と同じようなメリットが得られ、かつ、外貨預金のデメリットが少しでも解消できる商品があれば、当然ながらその商品を選んだ方が良いのではないでしょうか。
私なら、ドルの外貨預金をするくらいなら、米国債の短期債に投資するファンド(ヘッジなし)に投資をします。
これなら、金利はドル預金と同じかやや高くて、為替の差益も狙えます。
その上に、投資対象が米国債ですから、どの銀行預金よりも信用力があります。
最大のメリットは、税金面です。
新NISAを利用できるファンドであれば、為替差益にも金利にも税金がかかりません。
最高ですね。
では、具体的な商品で、ドル預金と米国債の短期債に投資するファンド(ヘッジなし)を比べてみましょう。
米ドル外貨定期預金はソニー銀行、ファンドはSBIアセットのファンドです。
SBIアセットのファンドの方が良いのは、一目瞭然ですね。
ちなみに、なぜ、短期国債ファンドを選んでいるかというと、短期国債ファンド(平均期間1〜2ヶ月)の場合、金利上昇による価格下落(金利上昇リスク)がほとんどないからです。
今回、ご紹介した下記ファンドは、SBI証券でしか取り扱いがありません。
「SBI・iシェアーズ・米国短期国債ファンド」
SBI証券に口座をお持ちでない方は、まずは口座開設、NISA開設から始めましょう。
このファンドが、新NISAでも成長投資枠で利用できることは確認済です。
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