S&P500が史上最高値を更新!ハイテク株中心の相場で過熱か

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S&P500が史上最高値の5,000を突破しました。

直近1年間で上昇率は21.5%になります。

 

S&P500の構成銘柄は現在503銘柄あり、その時価総額約42兆ドル(6,360兆円)になります。

このうち、時価総額上位5銘柄で、この時価総額の約11.4兆ドル(1,700兆円)、約27%のシェアを占めます。

今回はこの時価総額上位5銘柄がS&P500の上昇を牽引しています。

 

このS&P500の上位5番目までの銘柄の直近1年の株価の動きを見てみましょう。

全てS&P500の1年間の上昇率21.5%を上回っており、特にNVIDIAとアマゾンが上昇を牽引したのがわかります。

 

今回の上昇を牽引した5銘柄は、どれもハイテク株であり、あまりにもハイテク株に一局集中しすぎている感はあります。

 

このハイテク株中心の相場は、明らかに過熱感があり、今年のどこかのタイミングで反動が来ることかと思います。

 

このリスクを懸念し、やや保守的に考えるのなら、「S&P500配当貴族指数」というインデックスに連動した投信に投資する方法があります。

 

下記の通り、同じS&P500の銘柄であっても、配当貴族指数はこの1年間横ばいでほとんど上昇していません。

過熱していない証拠です。

 

これからS&P500に投資するのであれば、この配当貴族指数にするとか、併せ持つなど、工夫をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

配当貴族指数について、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

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