S&P500指数の上昇を牽引する 「マグニフィセント・セブン」とは?

 

米国株への投資といえば、S&P500指数のインデックス投資というのが定番です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)-ファンド詳細|投資信託[ウエルスアドバイザー]

 

eMAXIS SlimのS&P500ファンドだけでも、3兆円近くの資金が流入しています。

この人気もあってか、S&P500は年初来、3,839 → 4,514 へと17%上昇しています。

この不安定な相場の中、年初来17%の上昇というのはなかなかの運用成績ですね。

 

(出所:ヤフーファイナンス)

 

S&P500は、米国の代表的な500銘柄で構成されていますが、それぞれの銘柄の動きを見ると、この上昇の正体(ハイテク株が牽引している姿)が見えてきます。

 

S&P500銘柄の中で、巨大ハイテク株は7銘柄あります。

この7銘柄は、GAFAM(Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoft)+エヌビディア+テスラで、「マグニフィセント・セブン」と呼ばれています。

この7銘柄だけで、S&P500の時価総額の約30%を占めます。

 

年初来の17%の上昇は、以下の通り、実はこの「マグニフィセント・セブン」が牽引しています。

  • 「マグニフィセント・セブン」:年初来約70%上昇
  • それ以外の493銘柄:年初来約4%の上昇

 

このように、S&P500が年初来で17%上昇したのは、米国経済が好調だからではありません。

一部、グローバルなハイティ銘柄への期待がこの上昇を作っているのです。

 

当然ながら、株式の動きは企業業績次第です。

今、この7銘柄は期待をもとに株価が上昇していますが、これは好調な企業業績が持続する前提になります。

一旦、この期待が崩れたら、7銘柄どころか、S&P500指数 全体に大きな影響が出るということでしょう。

 

S&P500への投資が悪いと言ってるのではありません。

なぜ、S&P500が上がっているか、その構造を知っておくと、急に相場に何かあった時の対処やポートフォリオの調整もできるかと思います。

 

プロでないのなら、できるだけ銘柄集中や資産の集中を避けるような運用をしていきましょう。

それが資産を増やす近道です。