ウォーレン・バフェットといえば、世界一の株式投資家であり、尊敬を集める人物です。
93歳と高齢になったが、自身が運営する投資会社バークシャー・ハザウェイ社の株主総会には毎年出席しており、今年も4万人の株主を集め、スピーチをしました。
その中の一節は以下の通りです。
「顧客を奪い合って疲弊する企業でなく、競争がない市場を開拓して大もうけする企業を選ぶのが賢い投資だ」
「(競合する)会社の数が減り、価格を上げられないと先行きは厳しい」
「2台目のクルマとアイフォーンのどちらかを放棄するなら、価格が何十倍でもクルマの方をあきらめるだろう」
ここから見えてくるのは、どのような企業なのか。
これからのキーワード
「信者をつくれ」
つまり、信者=熱烈なファン を顧客として持っている企業は強いということではないだろうか。
熱烈なファンを顧客に持てば、顧客を奪い合って競争する必要もないし、独自の市場を開拓することも可能だし、サービスや商品の価格も上げやすいと言えるだろう。
例えば、バフェットも保有している「アップル」がこれに値します。
日本企業でいえば、ソニー、トヨタ、ホンダ、任天堂、キャノンなどが思い浮かびます。
皆さんはどのような企業を思い浮かべますでしょうか。
熱烈なファンがいるということはブランド価値があるということでしょうから、以下のブランド力ランキングも参考になります。
株式投資の銘柄選定の際に役立てて下さい。