皆さん、お金持ちになりたいですね。
皆さんは資本主義経済の中で生きています。
ということは、資本主義経済の本質を理解しないといつまで経ってもお金持ちにはなれません。
ここに資本主義経済を理解するための手引書があります。
「バビロンの大富豪」
この本は、1926年にアメリカで発行され、90年経った今でも、多くの人に読まれています。
目先のお金を得る方法ではなく、お金を「貯める」「守る」「増やす」ことの、法則や本質を学ぶことができます。
これから、この本の中の教訓「豊かに生きるための7つの知恵」を一つ一つ学んでいきましょう。
1つ目の知恵でかつ7つの知恵の中で最も重要なもの。
「財布を膨らませはじめる」
??? 解説していきましょう。
ニワトリが毎日朝卵を10個産むとします。
その10個をカゴに入れます。
夕方までにはそのうち9個を取り出します。
これを毎日繰り返します。
さあ、カゴの中はどうなりますか。
・・・
そのカゴには卵が入り切れなくなります。
当然ですね。カゴの中に残す卵の数が、毎日増えていきますから。
これを財布と1万円札で考えてみましょう。
月に10万円収入があったとします。
この10万円を財布に入れます。
この時9万円と1万円で財布の入れる場所を分けておきましょう。
(ここが実は最も重要な部分です)
毎月このうち9万円のみ使います。
最初から収入は9万円しかないと考えるのです。
1万円は絶対手をつけません。
これを毎月続けたら、財布の中はどうなるでしょうか。
・・・
その財布には1万円札が入り切れなくなります。
これまで、テレビで芸能人とかお金持ちが財布に1万円札を入り切れないくらい入れている光景を見たことはありますよね。
あの1万円札が溢れた状態です。
イメージできましたか。
単純すぎて、なんだと思うかも知れません。
真実というのは単純なものです。
そんなことしたら、生活が苦しくなるのではないか?
人生が楽しめないのではないか?
でもやってみて下さい。
収入の10分の9しか使わなくなったとしても、生活が苦しくなるということにはならないのです。
工夫次第で人生も十分に楽しめますよ。
それより溢れる財布の中身を見るのが楽しくないですか。
この財布に残したお金が豊かの源になります。
源がなければ、豊かにはなれません。
皆さんが財布に残したお金がこれからの自分のしたいこと全てを可能にする源なのです。
皆さんの豊かさの源は何か。
普通の会社員であれば、給料ですね。
ではここで決めましょう。
毎月給料が入ってきたら、少なくともその10分の1を使わないで取っておくと。
意志の弱い人はこうしましょう。
具体的には、給与の受け取り口座がありますね。
そこから強制的にNISA口座にその10分の1の額を毎月振り返る設定をして下さい。
つみたてNISAの商品を決めて、金額設定をすればできます。
商品がわからなければ、以下の記事を参考にして下さい。
投資の決断ができない人は、まずはつみたて定期預金でも結構です。
これなら今すぐに始められますよね。
さあ、来月からスタートです。
最後に今日学んだ大事な知恵です。
「収入の少なくとも10分の1を使わないで取っておくことで、財布を膨らませはじめる」
がんばりましょう。
もう少し深く学びたければ、この本を読んでみて下さい。
読むのが億劫であれば、Audibleで通勤中、家事しながら、散歩しながら聴いてみると良いと思います。
今は1ヶ月お試し無料です。