「保険はできるだけ入らない」でも、備えは必要

バビロンの大富豪の6つ目の知恵

「未来に備える」

これは未来の収入を準備しておくということですが、その準備には、蓄財だけではなく、その蓄財の途中で万が一のこが起こることにも備えるということです。

万が一のことが起こっても最低限家族が生活できるだけのものを準備しておくということになります。

現代でその保障にあたるものは、「公的保険」「民間保険」になります。

保険はその保険に入る人みんなで一定額の掛け金(積み立て)をして、そのメンバーの中で万が一のことが起こった場合に、その掛け金から保障をしてあげる仕組みです。

公的保険とは、国がその保険の運営主体となっている保険で、民間保険は国以外(例えば日本生命とか)が運営主体となっている保険です。

 

世界を見てみると、保険の入り方は、国によって特徴があります。

日本ではなぜか保険に入るのが当たり前になっていますが、「保険はできるだけ入らない」が世界の常識です。

以下、良かったら参考記事を読んでみて下さい。

toyokeizai.net

 

日本は実は公的保険が他の国に比べて非常に充実しています。

この状況で「保険はできるだけ入らない」が世界の常識であれば、民間保険に入る人は少ないはずです。

ただ、日本の生命保険や病気・ケガ等を保障する保険の加入率は、他の国に比べて圧倒的に高いというのが現状です。

安全思考なのか、不安なのか、日本は必要以上の保険に入っているということです。

保険に多く加入すれば、万が一に備えることはできますが、逆に資産形成をする種銭がなくなってしまうので、一向に蓄財できないということになってしまいます。

 

万が一に備えることは重要ですが、保険に入りすぎないということが蓄財のポイントです。

保険を考える手順は以下の通りです。

  1. 民間の保険のことを考える前に、公的保険で何が保障されているのかを確認しましょう。
  2. 公的保険で足りない部分をできるだけ費用対効果が大きい保険で補いましょう。サラリーマンであれば会社の団体保険や県民共済がお勧めです。
  3. それでも足らない部分をネット生命保険で補いましょう。

 

1については、公的保険の情報は「公的保険アドバイザー協会」のサイトを参考にしてください。とてもわかりやすいです。

siaa.or.jp

特に確認してほしい項目はこちら。 

siaa.or.jp

 

2については、こちらの民共済」のサイトを参考にして下さい。

www.kyosai-cc.or.jp

団体保険は各企業の人事部に確認してみて下さい。

 

3については、やはりライフネット生命が有名ですが、この「保険市場」のサイトこちらで比較してみると良いと思います。

www.hokende.com

 

これまでの1〜3までの手順がどうしても面倒だし、どの保険にどれだけ入るか自分のライフプランに併せて加入したいと思っている方は、バビロンの大富豪4つ目の知恵「守る」「お金にお金を稼がせる経験を十分に積んできた信頼できる人たちのアドバイスを仰ぐ」にもあるように、信頼できるプロのアドバイスをもらったら良いと思います。