自分は今40歳とします。
定年を迎える60歳まで、老後資金を20年間かけて積立てたいと考えています。
毎月いくら積立てたら良いでしょうか?
考え方は、下記の記事と同じです。
参考にして下さい。
https://nisa.work/entry/2023/06/08/050106
まずは、目標金額を達成するためなら、どのくらい毎月積立てたら良いか、イメージすることから始めましょう。
積立ての計画で決めることはたった4つです。
- 積立期間
- 想定利回り
- 目標金額
- 積立金額
今回は積立期間を決めてから、想定利回り、目標金額、積立金額を決めていくアプローチを考えてみましょう。
今、40歳なので、積立期間は定年となる60歳までの20年間と決めます。
あとは、シミュレーションで想定利回りと目標金額をイメージして、積立金額を決めていきましょう。
以下の表を確認下さい。
この表から、目標金額を決めていくのですが、まずは想定利回りから考えると良いと思います。
積立期間20年(長期)であるということから、グローバル株式の過去の利回りから想定できる7%をイメージしましょう。
7%の縦の列を確認します。
2,000万円問題でもあるように、老後資金をして年金+2,000万円は必要であると考えると、積立額は最低月38,393円〜となります。
あとは、自分が毎月何とか積立られると想像できる金額より少し上を万単位で設定します。
これは人それぞれの事情に合わせて、あとは決めの問題かと思います。
老後は少し余裕もほしいと思うので、最低の月4万円というよりは、あと1万円足して、月5万円は積立たいところです。
40歳ですから、給料も若い時より増えていますから、無理しておきましょう。
月5万円だと、7%の利回りで、2,600万円の目標金額に到達します。
月5万円であれば、もし、想定利回りが5%に落ちたとしても、2,000万円の老後資金は作れそうです。
何もシミュレーションがない中から、何となく月の積立額を決めるより、このように計画を立てて導き出した積立額の方が、自分自身も腹落ちできており、目標もイメージできるから、やる気が湧いてこないですか。
是非、資産形成はまず計画を立ててから実行していきましょう。
計画を立てればPDCAサイクルを回すことができ、目標達成の確率も高まると思います。