新NISA対応のロボアドとは?

 

ロボアドバイザー(以下、ロボアド)を知っていますか?

ロボアドは資産配分や金融商品の選定、注文、リバランスに至るまで、自動で行ってくれる資産運用サービスです。

運用は人工知能を使ったAIが行います。

 

投資家がすることといえば、いくつか質問に答えるだけです。

このQ&Aにより、投資家がどれくらいリスクが取れて、どのくらいの運用を期待しているのかを診断します。

そして、その人にあったポートフォリオ(資産配分)のコースを決めて、運用を開始します。

あとは、資産のポートの組み替えやリバランスなど任せておけば自動でやってくれます。

 

投資初心者や自分で考えるのが面倒な人にとっては、非常に使いやすいサービスといえます。

ただ、一つ難点があるとすれば、運用を任せるだけに、手数料が高いということです。

 

このロボアドで預かり資産額が最も大きく、人気のサービスが、ウエルスナビというサービスになります。

ちなみに手数料は1.1%(税込)になります。

 

これまでこのウエルスナビは、NISAの一般勘定で利用できましたが、新NISAでつみたて投資枠も利用できるのかがはっきりしませんでした。

ただ、今回、以下の発表の通り、つみたて投資枠、成長投資枠とも利用できるようになったようです。

つみたて投資枠と成長投資枠を、自動で振り分けてくれるようです。

また、難点であった手数料も、つみたて投資枠分はゼロになるようで、トータルで0.7%(税込)で収まるみたいです。

prtimes.jp

 

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では、どのような人がこのロボアドを利用するのが良いのでしょうか。

 

リスク許容度が高い人かと思います。

リスク許容度が低い人にとっては、保守的な運用になるので、コスト対リターン(コストをかけた割にリターンが小さい)が合わなくなります。

リスク許容度が低い人は、信託報酬の低い保守的なバランスファンドを購入すれば十分かと思います。

 

リスク許容度が高い人は積極的にリスクを取って運用をするので、これを自分で考えて実行し続けるのはなかなか大変です。

時間も手間もかかります。

このような人は、コストをかけてでも、AIに助けてもらう方が良いのではないかと思います。

 

ロボアドに飛びつく前に、まずはリスク診断をしてみると良いと思います。