生活防衛資金とは不測の事態に対応するための資金です。
例えば、病気で働くことが急に困難になったら、失業したら、自然災害に遭ったらなど、どれも保険でカバーすることもできますが、全てのリスクに保険をかけたら、保険料がバカになりません。
このような不測の事態が起こった場合にすぐに対応できるように、手元に行くばくかの資金を準備しておきます。
現金というよりは、流動性があり、少しでも金利が付く普通預金で置いておくのが良いでしょう。
では、いくらほど、準備すれば良いのか。
一般的に生活費の3ヶ月〜1年分です。
金額は人それぞれ違いますが、ざっくり100万円あると、安心しますね。
100万円を普通預金または貯蓄預金に長期間置いておくのですが、当然ながら金利が少しでも高い方が良いと思います。
ちなみに貯蓄預金とは、残高が一定以上あると、普通預金より金利が高くなる預金です。
普通預金と同様にお金の出し入れは自由ですが、決済口座として利用はできません。
では、普通預金または貯蓄預金の金利はどのくらいでしょうか?
ランキングを見てみましょう。
最も高くて0.3%です。
1年間の利息を計算すると、
100万円✖︎0.3%✖︎(1➖0.20315)=2,391円
10年で23,910円 となります。
一般的な銀行に預けると、普通預金金利は0.001%です。
1年間の利息を計算すると、
100万円✖︎0.001%✖︎(1➖0.20315)=8円
10年で80円 となります。
利息は300倍の違いです。
預金は元本保証(1,000万円まで)ですから、高い金利に預けた方がお得ですね。
「塵も積もれば山となる」
是非、実行しましょう。